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2021年7月7日 16:42

開幕迫る東京五輪へ 内村ら代表選手が決意

開幕迫る東京五輪へ 内村ら代表選手が決意

開会式まで2週間あまりとなった6日、日本選手団の結団式と壮行会が行われ、式典後にウエイトリフティングの三宅宏実選手(35)、柔道の大野将平選手(29)、レスリングの川井梨紗子選手(26)、体操の内村航平選手(32)がオンライン取材に応じました。

ウエイトリフティング女子49キロ級の三宅宏実選手は式典を終え、「コロナ禍で開いてくださり、出場する選手の皆さんと同じTシャツを着て迎えられたのはすごくうれしい」と話しました。

2004年のアテネ五輪から続く5大会連続5回目の代表入りで、これまで2つのメダルを獲得しているベテランは、東京五輪をキャリアの“集大成”と位置づけています。

「五輪を通して初めて夢ができて、この競技を始めたきっかけでもあった。東京五輪に向けて、もう一度その舞台に立てるようにしっかり調整をして準備していく。それがやるべきことで今の私の最後の役目だと思っている。(7月)24日から試合が始まるので、そこに向けて精いっぱい全力を出し切れるように頑張りたい」と、“有終の美”を飾るべく決意を語りました。

柔道の大野将平選手は、男子73キロ級と混合団体でメンバー入り。「改めて多くの方のご尽力があって、こうして東京五輪が開催されるということを感じた」と感謝の思いを口にしました。

史上初めてオンラインでの開催となった、この日の結団式と壮行会を振り返り、「壮行会と結団式も距離を感じるものになってしまったが、東京五輪で我々が最高の結果とパフォーマンスで恩返しをして伝わるものは“ノーディスタンス”で、距離のない状態で何か提供できたら」と話した大野選手。

リオ五輪の男子73キロ級で金メダルを獲得している大野選手は、連覇がかかる東京五輪へ向けて、「口にする以上に連覇は難しいことだと、自分自身が一番理解している」と心境を明かしました。

それでも、「勝ち続ければ勝ち続けるほど、勝負は簡単ではないと再確認できる立場になってきた。防衛的悲観主義という言葉もあるけど、試合のギリギリまで自分を疑い続けてやっていきたい」と試合へ向かう姿勢を語りました。

レスリング女子57キロ級の川井梨紗子選手は、「画面越しではあったけど、やはり五輪は特別」と式典を振り返りました。

五輪4連覇の功績を持つ伊調馨選手との争いを制し、代表を勝ちとった川井選手。8月4日に控える初戦へ向けて、「やるしかない。大きなケガもなく順調に調整もできているし、後は万全な状態で挑めるように毎日練習している」と意気込みました。

63キロ級で金メダルに輝いた5年前のリオ五輪とは違う階級で東京五輪に挑む川井選手。「出るからには金メダルを目指している。2連覇にはこだわりすぎず、『結果は後からついてくるもの』と(吉田)沙保里さんから言われてきているので、初めて(金メダルを)目指すような気持ちで優勝目指して頑張りたい」と、大学の先輩でもあるレジェンドの言葉を胸に刻み、活躍を誓いました。

4大会連続4度目の代表入りとなった体操の内村航平選手は、「体操男子は僕以外初出場の五輪。団体は若い世代、個人枠では同級生が出るので、何かと五輪について伝えていく立場になる」と、チームの年長者として気を引き締めました。

コロナ禍での開催を前に、内村選手は、「選手は一人一人ができることをやって、日本に勇気感動を届けることしかできない。自分自身のために五輪を戦い抜いて、いいプレーをしていけば、日本中に明るいニュースが届けられる」と話しました。

肩のケガの影響で、鉄棒だけに専念してきた内村選手。種目別鉄棒のみの参加となる東京五輪へ向けて、「自分の仕事はかなり明確。鉄棒という種目をしっかりやりきる」と見据えました。

写真:アフロスポーツ/JOC