プロボクシング4団体統一王者の井上尚弥選手が5日、横浜市内のホテルで5月4日(現地時間)に米ネバダ州ラスベガスでWBA同級1位ラモン・カルデナス選手との防衛戦に向けた記者会見に出席。4年ぶりのラスベガスでの世界戦へ「ワクワクしている」と語りました。

井上選手は、昨年12月24日に行われる予定だった4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチは、サム・グッドマン選手のケガにより1か月後に延期。さらに開催13日前に対戦相手がキム・イェジュン選手に変更となったなか、1月24日の試合では4ラウンドKO勝ち。3度目の防衛に成功していました。

4度目の防衛戦は自身4年ぶりとなるラスベガスでの一戦。聖地で3度目となる戦いに、「4年ぶりのラスベガスで非常にワクワクしている」と語りました。

挑戦者のカルデナス選手は、アメリカのテキサス州出身の29歳。通算26勝(14KO)1敗で、現在は8年間14連勝中。身長165センチの右ボクサーのファイターです。

井上選手は「非常にまとまった選手、リードパンチがすごく優れていてタフな印象」と対戦相手について言及。「日本でやっているパフォーマンスを力まずにやっていきたい」と力を込めました。