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「私のサッカー人生は探究の旅」元なでしこ・永里優季が電撃引退発表 自身公式サイトで思い語る

2025年3月4日 14:08
「私のサッカー人生は探究の旅」元なでしこ・永里優季が電撃引退発表 自身公式サイトで思い語る
女子サッカー、現役引退を発表した元なでしこ・永里優季選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
女子サッカー、元なでしこジャパンで、現在はナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のヒューストン・ダッシュに所属するFW・永里優季選手が4日、自身の公式サイトで引退を発表しました。

永里選手は日テレ・ベレーザ(現・日テレ・東京ヴェルディベレーザ)で現役生活をスタート。04年には日本代表に初めて選出されると、同年のタイ戦で代表デビューを果たしました。

08年には日本代表として北京オリンピックに出場。10年からは海外リーグに挑戦し、ドイツリーグのFFCトゥルビネ・ポツダムでプレーします。その後もドイツやアメリカのチームを渡り歩き、20年には男子リーグのはやぶさイレブンにも在籍しました。代表では通算132試合に出場し、58ゴールをあげています。

永里優季選手は引退に際し、自身の公式サイトでコメントを発表。「何一つとして後悔はありません。最高のサッカー人生でした」「私のサッカー人生は、探究の旅だったように思います」とその思いを明かしました。

▽以下、永里選手コメント(原文一部抜粋)

ファンの皆さんいつも応援してくださり、ありがとうございます。
この度、プロサッカー選手永里優季としての章を閉じることにしました。何一つとして後悔はありません。最高のサッカー人生でした。

「燃え尽きるまでやり切った」
このステージでプレーする気力を完全に使い果たしました。
プレーする情熱やエネルギーが尽きたことを自分自身が納得できる形で受け入れることができたし、サッカー人生の中でどんな環境でも戦い続け、挑戦し続けてきた過程で、ようやく自分が求めていたものに辿り着き、もう十分やり切ったとやっと思えることができました。
私にとって「サッカー選手としての道を終えること」は、単に何かを手放すことではなくて、新しいミッションを見つけたことでもあります。
次のステージへ進む覚悟がやっと持てたのかなと、今はとても晴れやかで、スッキリとしています。

環境が移り行く過程でサッカーも変化し、そのたびに適応を求められ続け、現代サッカーはさらに変化を遂げようとしている中、今の自分にできることは何かを考え続け、これからは違う形でサッカーに関わっていきたいという想いが強くなりました。
私のサッカー人生は、探究の旅だったように思います。

プロサッカー選手としての自分にしっかりとけじめをつけて、これからは新たな道を進んでいきたいと思います。
現役生活中、今まで私に期待して応援してくださったファンのみなさん、本当に、本当にありがとうございました。
これからも新しいことに挑戦し続ける人生に変わりはないと思うので、これからの「永里優季」にも期待してあげてください。
最終更新日:2025年3月4日 14:08
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