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姉妹で金へ 川井友香子「姉の姿が力に」

2021年8月5日 13:27

五輪初出場で金メダルを獲得したレスリング女子62キロ級の川井友香子選手。一夜明けた5日、会見に臨み、メダル獲得の喜びや姉妹での金メダル獲得へ向け、姉・梨紗子選手への思いなどを語りました。

以下、会見の主な内容

Q:メダル獲得をどういったところで実感

――いろんなテレビ局さん回らせていただいたりだとか、ニュースで自分が映っているのを見て、本当に金メダルとれたんだなと実感しています

Q:姉・梨紗子選手と話は

――私の決勝戦の後、結構バタバタしていてまだちゃんと会えていないので、これからゆっくり会う予定です

Q:姉にどんなことを伝えたい

――「しっかり勝てたよ」って報告して、きょう(5日)は姉が決勝戦を控えているので、姉のサポートに回りたいと思います

Q:金メダルをとれた一番の勝因

――この延期になった1年でレスリングの技術だけでなく、フィジカルの面だとか気持ちの部分でも一から強化してきたので、そのすべてが強化できた結果かなと思います

Q:石川県のファンにメッセージ

――地元の石川県の方々にはいつもたくさん応援していただいて、本当に私たちの力になっていますし、本当にいつも感謝の気持ちでいっぱいです。金メダルをとったことで少しでも喜んでもらえたら本当にうれしいです

Q:いつもと同じように母のミルクティーと地元のお店のベルギーワッフルを食べて試合に臨んだ

――今回は無観客になっちゃったんですけど、近くのホテルに家族が泊まっていて、お母さん手作りのミルクティーとおにぎりと、あとそのワッフルをフロントの方に預けてもらって、それを受け取って試合前もしっかり食べました

Q:地元に帰ったらしたいこと

――まずはちょっと実家に帰ってゆっくり休みたいなと思います

Q:姉の応援は試合中聞こえていた

――試合の途中で姉の「見てるよ」って声が聞こえて、どこにいるかわかっていたので、姿が見えるだけで力になったので、言葉というよりは姿だけで力になりました

Q:スポーツを目指す女性に

――何事にもですけど頑張っている女性はかっこいいと思いますし、そういう姿を見て、あこがれてスポーツを始める子どもたちもいると思うので、私もそのあこがれられるというか、子どもたちが夢を持つキッカケになれてたらいいなと思います

Q:東京五輪はどんな大会だった

――世の中が大変な状況で様々な意見があるのも私たちはわかっていますし、それでもたくさんの方のご理解とご協力があって、こうして開催してくださって本当に感謝していますし、その中で結果を残すことが代表としての責任だなと思っているので、こうして金メダルを取ることができてよかったです

Q:レスリングはご自身にとってどんな競技

――私にとってレスリングは人としても成長させてくれた、本当に私にとってなくてはならない競技です

Q:姉のサポート、具体的にどういうふうに力になりたい

――きょう姉のアップの相手をすることになっているのでアップ役というのはもちろんなんですけど、2人で目指してやってきたので、お互いがいるだけで力になると思うので、試合ギリギリまでそばにいて力になれればなと思います

Q:いつも試合前に食べているミルクティーとワッフル、今回はどんな力に

――いつも試合の時にお母さんのミルクティーを飲んでワッフルを食べて試合に挑んでいるので、今回の五輪もいつも通りのことができたので平常心でやれたなと思います


写真:アフロスポーツ