◇プロ野球セ・リーグ DeNA-広島(9日、横浜スタジアム)

DeNAは先発のバウアー投手が8回124球の力投を見せました。

前回完封勝利をあげた5月3日以来の先発登板に臨んだバウアー投手。初回から3イニング連続三者凡退の立ち上がりを見せると、3回にバウアー投手とバッテリーを組む松尾汐恩選手がレフトポール際の先制ソロホームランを放ち援護します。

しかし直後の4回、先頭の中村奨成選手にレフトへのヒットを打たれると、バントで1アウト2塁のピンチを招きます。続くファビアン選手にレフト方向への同点タイムリーヒットを打たれると、4番・末包昇大選手にレフトポール直撃のツーランホームランを浴び、この回3点を失い逆転を許しました。

それでも7回に1点をもらったバウアー投手は8回、2本のヒットから1アウト1塁3塁のピンチを招きますが、末包選手を空振り三振に抑えると、こん身のソードセレブレーションを豪快に披露します。続く坂倉将吾選手にフォアボールを与えて2アウト満塁としますが、小園海斗選手をファーストゴロに打ち取り、この回は得点を与えず。バウアー投手は8回124球、被安打8、8奪三振、3失点で降板しました。

9回は2番手・宮城滝太投手がマウンドに上がり無失点で抑え、1点差のまま9回ウラの攻撃につなげると1アウトから度会隆輝選手が広島2番手の栗林良吏投手からツーベースヒットでチャンスを作ります。ここで4番・オースティン選手がレフトへタイムリーを放ち同点に追いつきました。