◆テニス・全米オープン（車いすの部）男子ダブルス決勝、Ａ・ヒューエット／Ｇ・リード　６－２、６－１　国枝慎吾／Ｇ・フェルナンデス、現地１１日、米・ニューヨーク

東京パラリンピック金メダリストで車いすテニスの国枝慎吾選手（３７）が、四大大会・全米オープンのダブルス決勝で敗れ準優勝。決勝進出を決めているシングルスとの２冠に王手とはなりませんでした。

フェルナンデス選手（アルゼンチン）とのペアで、四大大会ダブルス７大会連続優勝中のイギリスペアと対戦した国枝選手。第１セットは、ブレークポイントを握ることができず６－２で落としました。続く第２セットでは、相手ペアの間を抜くフォアハンドを決めるなど、積極的な攻撃を見せましたが、反撃もここまで。６－２、６－１のストレートで敗れ準優勝となりました。

シングルスでも決勝進出を決めている国枝選手。大会連覇へ、Ａ・ヒューエット選手と対戦します。

一方、女子では東京パラリンピック銀メダリストの上地結衣選手（２７）が、Ｊ・ホワイリー選手（イギリス）とのダブルスで、パラリンピック金メダルのオランダペアと対戦。６－１、６－２で敗れ、準優勝でした。シングルスでも決勝に進出している上地選手は、パラリンピック決勝で敗れたＤ・デフロート選手と対戦します。

写真：青木紘二／アフロスポーツ
（写真は東京パラリンピック決勝）