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2021年10月27日 17:23

巨人野上引退 とにかく走った13年間に幕

巨人野上引退 とにかく走った13年間に幕
(c)NNN

今季限りで引退することを発表した巨人の野上亮磨投手が27日、神奈川県川崎市にあるジャイアンツ球場で引退会見を行いました。

全体練習の前にチームメートらに挨拶し、その後、引退会見に臨んだ野上投手。冒頭、「本日はラーメンはないですが」と2日前の大竹寛投手の引退会見への冷やかしをまず述べました。

引退を決めた心境を聞かれると「すっきりしています」と即答。

「2019年にアキレス腱を切った時に『ああ、もう引退かな』と思ったんですけど、球団のトレーナーだったり、病院の人たちが、親身になってサポートをしてくれた。その人たちのためにも、もう一回1軍の舞台で投げることを目標にやってきて、今年最後にしっかりと投げられたので、悔いはなくなりました」

2019年フェニックスリーグの試合中に左アキレス腱を断裂。その影響で20年は1軍での登板はありませんでしたが、今年は開幕から1軍で登板することに。

しかし5月18日の広島戦で、肩を痛めてしまい、それ以降の登板はありませんでした。

「1軍の舞台で出し切ってのケガだったので、それはそれでもういいかなと思って引退を決意しました」と清々しい表情で語った野上投手。

妻である元「モーニング娘。」の(石川)梨華さんにも引退の相談したといいます。

「ご飯を食べるときに奥さんと話をしていて『悔いがなかったらいいんじゃない』と言われました。奥さんのおかげでここまで来られたので感謝したいです」とねぎらいの言葉を述べました。

現役生活を振り返って、印象的だったことを聞かれると「走っているところですね」と一言。

「高校の監督から『走ったら走った分だけ金になるから走っとけ』と言われてそれは今でも思い返します」

今年2月の宮崎キャンプでは2軍の全体練習後、若手が片付けをする中、外野には1人で走り込む野上選手の姿が見られました。

その姿を知る原辰徳監督も「彼の練習に取り組む姿勢とか、練習量は非常に良いものをジャイアンツに残してくれたと思っています。敬意を表したいです」と話しました。

まさに、走り続けた13年間の現役生活。「いろんな人に支えられた13年間でした。家族でディズニーランドにでも行きたいですね」と最後まで笑顔でした。