◇プロ野球セ・リーグ 阪神7-5ヤクルト（17日、神宮球場）

空振りした際のアクシデントで自らベンチに下がった村上宗隆選手について、高津臣吾監督がコメントしました。

上半身のコンディション不良で2軍調整が続いていた村上選手。この日が1軍復帰後初の試合でしたが、プロ8年目にして初めて4番「ライト」で出場すると、守備では軽快な動きを見せると、第4打席には復帰後初ヒットを打ちました。

しかし村上選手は9回の第5打席にアクシデント。阪神の守護神・岩崎優投手の1ボールから2球目の高めのストレートにフルスイングで空振りすると、少し苦悶（くもん）の表情を浮かべて、一度は打席に入ろうとしましたが、自らの足でベンチに下がり、交代となりました。

試合後、高津監督は「再発ですね」と一言。状態について「話してないのでなんとも言えないです。張り切っていて、今日を楽しみにしてたのでね。残念です」と話し、病院に行くかはこの時点ではまだ分からないとのことです。

また「やっぱりいるといないとでは打線、球場、ベンチの雰囲気など何か違う。（村上選手が）いるといないで、ずいぶん違うと改めて思いました」と主砲の醸し出す雰囲気についてコメントしました。

万全の状態で上がっただけに、ヤクルトにとって痛い途中交代となりました。