◇プロ野球オープン戦 ソフトバンク 3-2 ロッテ(7日、ZOZOマリン)

プロ野球・ロッテは7日、本拠地でソフトバンクと対戦。先発のマウンドにあがった小島和哉投手は「5回無失点」の好投を披露しました。

ロッテの開幕戦は敵地・みずほPayPayドームで迎えるソフトバンクとの試合。小島投手が3年連続の開幕投手をつとめることも決定しています。開幕と同カードの対戦で好投を見せた小島投手でしたが「オープン戦なのであまり気にせずに」と落ち着いたコメント。開幕投手への思いについて「投げたいと思っていたので。そのためにしっかり準備してきたつもりだったので」と語り、ここまで開幕戦で2連敗中ということにも触れ「2回勝ててないので、結果残せるようにっていうのは思ってます」と語りました。

この日、小島投手とバッテリーを組んだのは、高卒2年目の19歳・寺地隆成選手。

寺地選手とのバッテリーの感想を聞かれると「投げたい球種が出なさすぎて、いっぱい首振ったんですけど(笑)」と笑顔を見せた小島投手。続けて「組む回数がやっぱり少ないので、自分っていうピッチャーの、自分のイメージも知ってもらいたいですし。自分が投げたい球種をしっかり、何回首を振ってでも合わせるのがオープン戦で一番大事な事だと思うので。その感覚と、投げて戻ってきたときの話し合いもしっかりしてました」と投手としての思いや、寺地選手とのやりとりを明かします。

その効果もあってか試合中にも変化があったそう。「やっぱり後半になればなるほど自分の投げたい球とか出てくる印象はすごくあったので、そうやって覚えていくのが早いのかなと思って」と寺地選手の変化についても語りました。

この日、寺地選手は打撃でも活躍。3打数3安打の猛打賞を記録しました。