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「当たり前にできていたことができなくなっていた」巨人・戸郷翔征 桑田2軍監督や小林誠司の指摘受ける

2025年4月19日 15:18
「当たり前にできていたことができなくなっていた」巨人・戸郷翔征 桑田2軍監督や小林誠司の指摘受ける
小林誠司選手と話す戸郷翔征投手(画像:日テレジータス)
プロ野球イースタン・リーグ 巨人5ー3西武(18日、ジャイアンツタウンスタジアム)

この日、登板を志願した巨人の戸郷翔征投手。2軍で調整となってからは、「いろんな野球界の人、支えてくれた人が心配してくれて、本当にありがたい言葉ばかりいただいた」と励まされたと話しました。

この日テーマにしていたのは「ゼロに抑えること」。「ここ3試合全部打たれていたので、ゼロに抑えて結果を求めようと思ってやっていました」と語りました。バッテリーを組んだ小林誠司選手には「うまく引き出してください」とだけお願い。小林選手とコミュニケーションをしっかり取りながら、打者を一人ひとりさばいていき、6回71球を投げ、3安打無失点に抑えました。

その小林選手や久保康生巡回コーチ、そして桑田真澄2軍監督からは「投げる前のタメがなく、開きが早い」という指摘を異口同音に受けたそう。「(これまで)当たり前にできていたことができなくなっていた。いいボールも引き出してくださって、誠司さんは励ましながらやってくださったので、いい自信になりました」と笑顔を見せました。

受けた小林選手は「そんないろいろ考え過ぎず、できることをしっかりやっていれば、どんどん調子も上がってくると思います。自分を小さくするようなことしなければ大丈夫です」と太鼓判。シーズンが進むにつれ、調子を上げてくるので、問題ないです、と傷ついた若きエースに変わらぬ信頼を寄せました。
最終更新日:2025年4月19日 15:18