ゴールデンゲームズで中大勢が躍動 吉中・本間らが快走 日本選手権の出場資格獲得者は計8人に

1着でゴールし、手をあげる中央大学4年の吉中祐太選手
日本グランプリシリーズ第6戦延岡大会として第36回ゴールデンゲームズinのべおかが、4日に延岡市西階総合運動公園陸上競技場で開催されました。
グランプリ種目の男子5000mは全9組で実施。国内の多くのトップランナーが集ったこの大会で、中央大学の選手たちが躍動しました。
緑色のペーシングライト(トラックの内側に設置されたLEDライトで示すペースメーカー)が13分35秒に設定された男子5000mD組は、熾烈なラストスパート対決になりました。
積極的にレースを進めていた駒澤大学の伊藤蒼唯選手(4年)が残り1周を切って仕掛けましたが、それで勝負が決することはなく、最終盤までもつれました。
そして、最後のホームストレートで抜け出したのが、中央大学4年の吉中祐太選手。「僕の長所はラストスパートだと思っているので、ラスト200mまで集団の中にいれば絶対に勝てると思って、粘っていました」と振り返る吉中選手は、狙った通りの展開に持ち込み、実業団選手をも差し置いて1着でフィニッシュしました。
吉中選手は「織田記念では(駅伝主将の吉居)駿恭が優勝し、自分も副主将という立場なので、ここでしっかりと駿恭に続かないといけないなっていう気持ちで走りました。1着を取らなきゃいけないなっていうのを意識していました」と狙い通りの組トップの快走をみせました。
また、吉中選手のフィニッシュタイムは13分31秒73で、これまでの自己記録を12秒以上更新。同組では、藤田大智選手(3年)と佐藤大介選手(2年)も、それぞれ13分34秒30、13分34秒57の自己記録をマークしました。
吉中選手の活躍に午後9時30分スタートの最終A組に登場した本間颯選手(3年)は「負けてられないという気持ちになりました」と奮起。
今年の箱根駅伝で3区区間賞を獲得した実力者の本間選手は、後輩の岡田開成選手(2年)と共に積極的にレースを進め、最後まで先頭争いを繰り広げました。
「ラスト1600mぐらいから苦しくなり、走りが崩れて、置いて行かれてしまった。そこが課題」と振り返るように、本間選手はラストスパート対決に敗れ組3着でした。それでも最後まで踏ん張り、13分32秒77の自己記録を打ち立てました。
本間選手は、4月の日本選手権10000mには大学生として唯一人出場していますが、2月にアキレス腱をケガし、約1カ月間走れなかった期間があったと言います。それでも、「自分の状態としてはまだ8割ぐらい。その中でこのタイムを出せたので、まだまだタイムは上がるなと感じました」と、本間選手にとって手応えを得たレースになりました。
グランプリ種目の男子5000mは全9組で実施。国内の多くのトップランナーが集ったこの大会で、中央大学の選手たちが躍動しました。
緑色のペーシングライト(トラックの内側に設置されたLEDライトで示すペースメーカー)が13分35秒に設定された男子5000mD組は、熾烈なラストスパート対決になりました。
積極的にレースを進めていた駒澤大学の伊藤蒼唯選手(4年)が残り1周を切って仕掛けましたが、それで勝負が決することはなく、最終盤までもつれました。
そして、最後のホームストレートで抜け出したのが、中央大学4年の吉中祐太選手。「僕の長所はラストスパートだと思っているので、ラスト200mまで集団の中にいれば絶対に勝てると思って、粘っていました」と振り返る吉中選手は、狙った通りの展開に持ち込み、実業団選手をも差し置いて1着でフィニッシュしました。
吉中選手は「織田記念では(駅伝主将の吉居)駿恭が優勝し、自分も副主将という立場なので、ここでしっかりと駿恭に続かないといけないなっていう気持ちで走りました。1着を取らなきゃいけないなっていうのを意識していました」と狙い通りの組トップの快走をみせました。
また、吉中選手のフィニッシュタイムは13分31秒73で、これまでの自己記録を12秒以上更新。同組では、藤田大智選手(3年)と佐藤大介選手(2年)も、それぞれ13分34秒30、13分34秒57の自己記録をマークしました。
吉中選手の活躍に午後9時30分スタートの最終A組に登場した本間颯選手(3年)は「負けてられないという気持ちになりました」と奮起。
今年の箱根駅伝で3区区間賞を獲得した実力者の本間選手は、後輩の岡田開成選手(2年)と共に積極的にレースを進め、最後まで先頭争いを繰り広げました。
「ラスト1600mぐらいから苦しくなり、走りが崩れて、置いて行かれてしまった。そこが課題」と振り返るように、本間選手はラストスパート対決に敗れ組3着でした。それでも最後まで踏ん張り、13分32秒77の自己記録を打ち立てました。
本間選手は、4月の日本選手権10000mには大学生として唯一人出場していますが、2月にアキレス腱をケガし、約1カ月間走れなかった期間があったと言います。それでも、「自分の状態としてはまだ8割ぐらい。その中でこのタイムを出せたので、まだまだタイムは上がるなと感じました」と、本間選手にとって手応えを得たレースになりました。