◇MLB東京シリーズ プレシーズンゲーム 阪神3-0カブス（15日、東京ドーム）

阪神の先発・門別啓人投手が5回59球2奪三振無安打無失点の好投をみせ、インタビューに答えました。

高卒3年目で20歳の門別投手は昨季5試合登板で2敗0勝とプロでは未勝利。今季はオープン戦2試合で無失点とローテーション入りにアピールを続けていました。

この日、先発としてマウンドに上がると先頭のイアン・ハップ選手を1球でライトフライ、続く鈴木誠也選手、23年打点王のカイル・タッカー選手をフライで仕留め、危なげない立ち上がりを見せました。

そのまま5回まで好投し、一人も塁に出さないパーフェクトピッチングを魅せた門別投手。「いつもと変わらぬ気持ちでは入れるようにしっかり準備してきた」と試合後のインタビューに答えます。自身の好投については「梅野さんがしっかり配球してくれて、それに自分はついていくだけだったので結果こうなってうれしいなと思います」と振り返りました。

鈴木選手らメジャーで活躍する世界レベルの選手と対峙し「ほんとにすごいなと思いました。鈴木誠也選手にもすごいいいあたりを打たれたので、もっともっと自分も頑張らないと、と思いました」と刺激を受けた様子の門別投手。

「このままシーズンも入れるように頑張りたい」とし、最後に今シーズンへ向け「まず初勝利をして、このヒーローインタビューが引き続きできるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と締めくくりました。