◇プロ野球 パ・リーグ オリックス9-5日本ハム（14日、エスコンフィールドHOKKAIDO）

日本ハムの新庄剛志監督がオリックスの廣岡大志選手を公の場で褒めました。

5-3で日本ハムがリードの8回、河野竜生投手の2つの四球と福谷浩司投手の四球で1アウト満塁のピンチを背負います。押し出し四球でリードは1点に縮まります。

齋藤友貴哉投手に継投し、2アウト目を奪うも続く打席に廣岡選手が立ちます。5球目の159キロのストレートをはじき返すとレフトスタンドへ運び満塁ホームランで逆転されました。結果流れをひっくり返され日本ハムはオリックスに敗れました。

新庄監督は試合後にこの場面の動画を自身のSNSに投稿し、「敵ながらこのホームランは凄かった」と廣岡選手を褒めます。「真っ直ぐ一本で振りに来たとは思うけど、あの斎藤君の160キロ近い真っ直ぐをあそこまで飛ばす技術 廣岡君 goodスイング参りました」と完敗宣言。

しかし最後は「斎藤君は次は必ずやり返します」と添えてリベンジを誓いました。

まさかの敵選手への称賛にSNSでは「BIG BOSSのこーいう他球団でも良い選手を褒めるところ、本当に尊敬します」「オリックスファンですが新庄監督は『野球界全体』を常に見据えている方だと敬服しております」「リスペクトを忘れない新庄監督かっけえっす…」と両ファンを感服させました。