×

【ヤクルト】延長戦落として3連敗 9回裏に追いつくも延長でバウマンがHR浴びる 村上宗隆にアクシデント

2025年4月17日 22:12
【ヤクルト】延長戦落として3連敗 9回裏に追いつくも延長でバウマンがHR浴びる 村上宗隆にアクシデント
ヤクルト・高津臣吾監督
プロ野球セ・リーグ 阪神7-5ヤクルト(17日、神宮球場)

ヤクルトは延長戦を落として3連敗となりました。

打線は1回、先頭の西川遥輝選手がレフトへの2ベースを放つなど、1アウト1、3塁のチャンスを作ると、サンタナ選手の内野ゴロで1点を先制します。

援護をもらった先発の吉村貢司郎投手は2回、2アウト1、3塁とピンチを招くと、近本光司選手にタイムリーを打たれて、同点に追いつかます。その後、2アウト満塁とピンチを広げましたが、3番・森下翔太選手を空振り三振に抑え、最少失点で切り抜けます。

打線はその攻撃、1アウト満塁のチャンスを作ると、西川選手のタイムリーで勝ち越しに成功。続く長岡秀樹選手も犠牲フライを打って、リードを2点に広げます。

吉村投手は3回以降、阪神打線に得点を許さず、5回1失点で勝ち投手の権利を持って降板します。

しかし2点リードで迎えた8回、4番手の清水昇投手が先頭の中野拓夢選手に2ベースを打たれてピンチを背負うと、続く3番・森下翔太選手にタイムリー2ベースを打たれて失点。さらに4番・佐藤輝明選手には内角のストレートを完璧に捉えられて、右中間スタンドへ2ランホームランを許し、阪神に逆転を許します。

直後の8回裏、上半身のコンディション不良でこの日1軍に登録された村上宗隆選手が今季初安打で出塁。続くオスナ選手もヒットを打つなど、2アウト満塁のチャンス。しかし代打・増田珠選手が変化球に空振り三振に倒れ、得点を奪えませんでした。

9回には田口麗斗投手が2アウトから四球を与えると、森下選手にタイムリー2ベースを打たれて、追加点を許しました。

それでも9回裏は西川遥輝選手が猛打賞となる2ベースで出塁すると、サンタナ選手がタイムリー2ベースを打って1点差に。

しかし追い上げムードの中、続く村上選手にアクシデントが。1ボールから2球目の高めのストレートをフルスイングして空振りすると、違和感を感じたのか自ら高津臣吾監督に自身の代打を要求してベンチに下がりました。

それでも急きょ打席に立った代打・赤羽由紘選手が甘く入ったボールを打ち返すと、ショート木浪聖也選手がファンブル。2塁ランナーが生還して同点に追いつき、延長に突入します。

ヤクルトは11回、新助っ人バウマン投手がマウンドへ。しかし1アウトから坂本誠志郎選手に四球を与えると、続く近本選手には高めのストレートを完璧に捉えられ、決勝の2ランホームランを浴びました。
最終更新日:2025年4月17日 22:42