エンゼルスのマイク・トラウト選手が日本時間27日、レッズとのオープン戦に「1番・DH」で先発出場。3回に今季初本塁打を放つなど活躍を見せました。

トラウト選手は、MVPを3度受賞し、2023年のWBC決勝では大谷翔平選手と歴史にも刻まれた最終打席を、投手と打者として争ったMLBを代表するスター選手ですが、2024年4月に左膝を手術し、昨季はわずか29試合のみの出場に。さらに今季からはセンターから別ポジションへのコンバートも検討されており、動向が注目されていました。

トラウト選手はこの日、3回の第2打席にカウント0-1からの2球目を振りぬき、レフトスタンドまで運びました。2024 年4月以来のホームランとなりました。

試合後「打撃の感触はいい。ボールをしっかり見て、いい打席を送ることができたし、結果もよかった」と振り返ったトラウト選手。この日の成績は、2打数1安打1本塁打1打点1四球でした。

トラウト選手の復活本塁打にSNSでは「トラ兄さま復活」「トラウトのホームラン何回見ても美しすぎる」「俺たちのトラ兄が帰ってきた」など歓喜の声が上がっています。

3月1日にはドジャースとのオープン戦が控えていて、ドジャースのロバーツ監督は大谷選手のDHでの出場を明言しています。元同僚の大谷選手とトラウト選手の対決が期待されます。