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【中日】今季初の豊橋開催で逆転勝利 田中幹也が26イニングぶりの得点 山本泰寛が逆転タイムリーで3点差ひっくり返し連敗ストップ

2025年5月13日 21:19
【中日】今季初の豊橋開催で逆転勝利 田中幹也が26イニングぶりの得点 山本泰寛が逆転タイムリーで3点差ひっくり返し連敗ストップ
勝ち越しタイムリーを放った中日・山本泰寛選手(写真:時事)
プロ野球セ・リーグ 中日5-4ヤクルト(13日、豊橋市民球場)

前カードで阪神に2試合連続完封負けを喫した中日は愛知県・豊橋でヤクルトと対戦。5-4で勝利しました。

初回、先発・三浦瑞樹投手のエラーなどでいきなり3点を失った中日でしたがその裏反撃に転じます。

中日の先頭・岡林勇希選手が相手のエラーで出塁すると、2番・鵜飼航丞選手はレフトへのヒットでチャンスを拡大。後続が打ち取られた間に2アウト2、3塁とし、迎えるは5番のカリステ選手。ストレートの四球を選び、2アウト満塁のチャンスで田中幹也選手に打席が回ります。追い込まれながらも6球目をライトへはじき返し、1点を返しました。

これが中日にとって7日DeNA戦の初回の得点から実に26イニングぶりの得点となります。

さらに4回、再び1アウト満塁のチャンスを作ると打席には岡林選手。ヤクルトの先発・小川泰弘投手の2球目、高めのストレートをはじき返すとライトへの犠牲フライに。岡林選手の今季初打点で点差を1つ縮めます。

そして5回、先頭の上林誠知選手が相手のエラーで出塁、一気に2塁まで進塁するとその後1アウト2塁となり打席にはカリステ選手。初球をはじき返した強烈な打球は、サード強襲のヒットに。ボールはそのまま外野まで転がっていき、その間に2塁の上林選手がホームイン。最大3点差を同点に追いつきました。

さらに勢いが止まらない中日。2アウト1塁から宇佐見真吾選手がヒットでつなぎ、山本泰寛選手が打席へ。パスボールの間に2アウト2、3塁とチャンスを拡大すると、山本選手はライトへ逆転を呼び込むタイムリーヒットを放ちました。続く代打・大島洋平選手もライトへタイムリーヒットを放ち5点目を獲得。大島選手はこれがうれしい今季初安打、初打点となりました。

一方の投手陣は初回以降、先発の三浦投手が4回まで3安打3失点の粘投を見せると、継投策へ。勝野昌慶投手、藤嶋健人投手、清水達也投手、マルテ投手がいずれも無失点で抑え、試合を作ります。

9回、松山晋也投手が北村拓己選手の今季第1号ソロホームランを被弾し1点を返されますが、リードを守り切った中日。5-4で勝利し連敗を止めました。
最終更新日:2025年5月13日 21:39