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ロバーツ監督「少し考えた」佐々木朗希の5回続投に思い 次戦は初の中5日での登板へ

2025年5月4日 19:46
ロバーツ監督「少し考えた」佐々木朗希の5回続投に思い 次戦は初の中5日での登板へ
ドジャースのロバーツ監督(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
MLB ドジャース10-3ブレーブス(日本時間4日、トゥルイスト・パーク)

ドジャースの佐々木朗希投手が5回3失点で、今季7度目の先発にして待望のメジャー初勝利。ロバーツ監督は5回のマウンドに送った思いを明かしました。

悪天候により約3時間遅れで試合がスタート。大量援護を受ける佐々木投手は、スプリットの制球に苦しみながらも、4回まで3失点。85球を投じていました。

5回の続投には「少し考えた」とロバーツ監督。「今は10連戦の真っただ中で、今日は彼にメジャー初勝利を挙げさせてあげたかった。4点差があったこともあり、彼にそのチャンスを与えたかった」と話し、23歳右腕は期待に応えるようにこの日初の3者凡退。5回で今季最多98球を投げ、6安打、4奪三振、3四死球、3失点と、悪条件の中で力投で応えます。

指揮官は「普段は勝ちにこだわって投手起用の判断をするわけではないが、今回ばかりは特別だった。前回登板では、死球を与えたあとに交代させたし、今日は彼にとって前進の機会を与えたかった。本人もきっと喜んでくれていると思う」と語りました。

難しいコンディションにもなんとか試合をつくった佐々木投手。今季7試合で1勝1敗、防御率3.86としました。

ロバーツ監督は「朗希のような若い投手については、プレッシャーのかかる場面でどのように対処するかを見ることが大切。彼の感情のコントロール、制球力、そして打者に対して一巡半から二巡目以降どう対応していくかという点を観察している。さらに、重要な場面でしっかりと必要な球を投げられるか。この点に関しては、ここ4回の登板で彼はかなり良くなってきている」とコメント。

次戦についてはメジャーで初の中5日での登板になると話しました。
最終更新日:2025年5月4日 19:46