【ACLE】川崎フロンターレがクラブ史上初の“アジア4強” 2度追いつかれるも執念の勝利 次戦はCロナウド擁するアル・ナスルと激突

二度追いつかれても執念の勝利
前日までの準々決勝3試合はすべて西地区のサウジアラビア勢が勝利。横浜F・マリノスや韓国の光州FC、タイのブリーラム・ユナイテッドが敗れ、東地区の最後の砦として挑みました。
試合開始早々、前半4分に右サイドからMF家長昭博選手が折り返し、FWエリソン選手が右足で合わせて先制。ところが5分後、相手のパスで崩され、最後はDFパウロ オタヴィオ選手に角度のない場所から決められ、追いつかれます。それでも前半21分、MF山本悠樹選手の浮き球に反応したFWマルシーニョ選手が右足で流し込み、2-1で前半を折り返しました。
後半に入りなんとか決定機をしのいでいた川崎F。しかし、迎えた後半26分、左サイドを突破され、最後はFWクラウジーニョ選手が豪快に右足で突き刺し、試合は2-2で延長戦に突入します。
両者ともに蒸し暑さによる疲労が見られる中、川崎Fは相手のミスを見逃しませんでした。延長前半8分、敵陣深くの右サイドで相手のバックパスをMF瀬川祐輔選手がカット。その後、FW山田新選手とパスでつなぎ、最後はMF脇坂泰斗選手が相手ゴールネットへ流し込みました。
120分の激闘を制した川崎Fはクラブ史上初のベスト4進出です。
川崎Fの準決勝は、日本時間5月1日に横浜FMを破ったサウジアラビアのアル・ナスルと対戦。クリスチアーノ・ロナウド選手が所属する強豪と決勝をかけて争います。
▽ACLE準々決勝結果
アルヒラル 7-0 光州FC
アルアハリ 3-0ブリーラム
アルナスル 4-1 横浜F・マリノス
川崎フロンターレ 3-2 アルサッド