日本ハム・清宮幸太郎選手と万波中正選手が新庄剛志監督のすごさを語りました。

2021年に日本ハムの監督に就任した新庄監督は入団会見で衝撃の一言を放ちます。「優勝なんか一切目指しません」。チーム内競争を高めるため就任1年目は全選手を1軍で起用し育成に徹底しました。日本ハムは2年連続最下位に沈みましたが3年目となる昨季は2位に一気に浮上。

“今季は優勝を狙う”と宣言してからオープン戦で10勝3敗3分けで首位で終えると現在、1位オリックスとゲーム差1.5で3位についています。

開幕から15試合犠打「0」のプロ野球新記録を樹立したりと新たな戦略で挑んだ新庄監督。

現在、主力として活躍する清宮選手と万波選手に新庄監督について聞くと、清宮選手は「人の心を動かすことが上手、だめなときは厳しいことをメディアを通じて言うこともある」とする反面インスタのDMで『今日はおまえのおかげで勝てたよ。ありがとう』とメッセージを送られるといいます。同じ経験がある万波選手は「そういうのズルイなと思う。うれしいじゃないですか」と笑顔で語り、選手の心をがっちりつかんでいる様子がうかがえました。

さらに、清宮選手の起用法について万波選手は「ずっと清さんはファーストってチームの中でもあって、その中でサード、ファースト、レフト守って、明らかに他の人にない視点を持っている。それが戦略的に超プラスに働いている」と話しました。

変わって新庄監督に怒られたことがあるかについて清宮選手は「ないです。あるのかな？僕がわかっていないだけ？」と話し、万波選手も「ワンチャンそれある」と笑顔をみせました。

(4月27日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)