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2年半ぶり自己ベスト更新! 人気ランナーが“世界の舞台”の切符をかけた新たな挑戦へ 愛知・豊田市出身 山本有真選手(24)

2025年4月17日 12:02
2年半ぶり自己ベスト更新! 人気ランナーが“世界の舞台”の切符をかけた新たな挑戦へ 愛知・豊田市出身 山本有真選手(24)
新たな目標に向かって走り出す!
パリオリンピックの出場経験を持つ愛知県豊田市出身の山本有真選手(24)が、新たな目標に向けて本格始動しました。ファンから人気を誇る彼女の次なる挑戦とは…?

人気ランナーが新たな目標に向かってシーズンイン!

4月12日、大きな目標に向け大事なレースに挑む、地元のランナーがいました。

愛知・豊田市出身 山本有真選手(24):
「金栗記念(このレース)でアジア選手権の代表をつかまないと、9月に東京開催の世界選手権に出場できないので、そこにピークを持っていって、まずはアジア選手権の代表に選ばれることが今年最初の目標です」

2024年のパリオリンピックで陸上女子5000メートルに出場した、愛知県豊田市出身の山本有真選手(24)。名城大学出身で、現在は積水化学に所属しています。レースに出場するとファンが長蛇の列をなす、陸上界の人気選手です!

そんな有真選手は今年、新たな目標をかかげシーズンインしました。2月には山口市内で行われた「全日本実業団ハーフ 女子10キロ」に出場。より持久力をあげるため人生初の10キロロードに挑戦し、ぶっちぎりで優勝しました。

愛知・豊田市出身 山本有真選手(24):
「あとはスピード練習をバンバンやって、自己ベスト以上の走りを4月のトラックシーズンからしていかないと。あと2か月間で、どれだけ自己ベストに近いコンディションにもっていけるかが課題です」

3月に宮崎で行われた強化合宿では、スピードアップを目指し、これまでにないほど自ら追い込んでいました。

愛知・豊田市出身 山本有真選手(24):
「(コンディションは)良いか悪いかでいうと良いです。日本選手権とかオリンピック前にやるような練習メニューを、この時期から積めているというのは、自分の中で自信になっています」

大学4年生以降、ずっと更新できなかった自己ベストで優勝するため、練習からより高い目標タイムを設定し、納得いくまで走り込みを行っていたのです。

愛知・豊田市出身 山本有真選手(24):
「自分もそうですし、他の5000メートルの選手も4月の金栗記念でアジア選手権の代表になることが、9月の世界選手権出場への近道になることを知っている。みんながそれを狙っている。15分10秒台を狙っていて、優勝(日本人トップ)がアジア選手権代表の確定になるので、優勝(日本人トップ)を狙っていきたいです」

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