プロ野球・ヤクルトの高橋奎二投手が5日、休養日を挟んだ春季キャンプ5日目の練習を終え、取材に応じました。

体の状態は問題なく、ピッチングでも「自主トレ通り体は動いているし、球自体もそんなに悪くはない。まだフォームのばらつきはあるが、そこをしっかり修正していければ」とコメントしました。

このキャンプでは、持ち味のストレートを磨くことをテーマにしているといい、「去年平均球速が落ちてしまったのでこのキャンプでもそこを上げることを目指してやっている。今シーズン球速のマックスの更新も目指してやりたいと思っているので、その準備段階としてしっかり(キャンプで)準備していけたら」と語りました。

自主トレ期間中には下半身の使い方をいろいろ試したり、4日の自主トレでは異なるボールを使ってストライクをとる練習をしたりと、意欲的に練習に励んでいる高橋投手。「けがなく1年間回ることが1番大事だと思うので、そのためのこの1か月はいろいろな準備が必要だと思います」と、このキャンプの意味について話しました。

2015年にドラフト3位で入団し、今季はプロ10年目の高橋投手「自分自身今年はやらないといけないと思っている。トップに立てるようにという意味で今年はこのキャンプから意気込んでやっている。1年間投げ切るための体づくりをこの1か月間しっかりして、いい状態で開幕を迎えられれば」と、残りのキャンプ日程に向けて意気込みました。