【立川ハーフ】中央学院のエースで主将の近田が一騎打ちを制し戴冠「自分が一番しっかりしていないといけない」

優勝候補筆頭と目され、その通りにレースを制した近田陽路選手
◇立川シティハーフマラソン(9日、陸上自衛隊立川駐屯地、国営昭和記念公園及びその周辺道路)
東京・立川市で立川シティハーフマラソンが9日に開催されました。
箱根駅伝予選会と同様に陸上自衛隊立川駐屯地滑走路をスタートし、国営昭和記念公園とその外周道路がコースで、ハーフマラソンの男子生徒・学生の部には多くの大学生ランナーが出場。序盤は集団のまま、入りの5kmが14分50秒、10kmが29分44秒と、比較的スローペースで進みました。
大混戦のなかレースの主導権を握っていたのが、中央学院大学の新主将、近田陽路選手(3年)でした。「1年生の時からここに来て練習で走っているので」と話す近田選手にとって、昭和記念公園は験がいい場所。昨年は立川ハーフと併催の日本学生ハーフマラソン選手権で2位に入り、10月の箱根駅伝予選会では全体18位(日本選手6位)と好走しています。
「最初から余力を持って、公園内でペースを上げようと思っていました。思ったよりも公園内に入ったのが遅かったので、ここで切り替えて行けるところまで走ろうと思いました」
立川市街地から国営昭和記念公園にコースを移し、13km付近で近田選手が仕掛けるとレースが動きました。近田選手のペースアップに帝京大学の浅川侑大選手(2年)だけが食らいつき、優勝争いは両者の一騎打ちへ。勝負が決したのは残り約3km。下りを利用して近田選手が再びペースを上げると、浅川選手は後退。近田選手のペースは最後まで衰えず、起伏のある難コースで1時間2分11秒の好記録をマークして優勝を果たしました。
近田選手は2月2日の日本学生ハーフマラソン選手権(香川・丸亀)で1時間0分45秒の自己ベストをマークし、6位に入賞しています。「エースであり、キャプテンでもあるので、自分が一番しっかりしていないといけない」と話す通り、2カ月続けて快走しました。
チームは今年の箱根駅伝で14位に終わりましたが、今回の立川ハーフでは、7位に長部虎太郎選手(1年)、9位に長友英吾選手(1年)が入り、ルーキーイヤーの最後に奮闘を見せました。また、上位30位以内には、近田選手、長部選手、長友選手を含め9人が名前を連ねました。
「チームとしては予選会で3位以上を目指したい。3位以内を獲れれば箱根本選でシード権を取れるというわけではありませんが……。4年生が抜けて最初は不安だったんですけど、今は全員が危機感を持って、良い感じで来ています」
秋の立川路でも、フラッシュイエローのユニフォームが躍動を見せそうです。
東京・立川市で立川シティハーフマラソンが9日に開催されました。
箱根駅伝予選会と同様に陸上自衛隊立川駐屯地滑走路をスタートし、国営昭和記念公園とその外周道路がコースで、ハーフマラソンの男子生徒・学生の部には多くの大学生ランナーが出場。序盤は集団のまま、入りの5kmが14分50秒、10kmが29分44秒と、比較的スローペースで進みました。
大混戦のなかレースの主導権を握っていたのが、中央学院大学の新主将、近田陽路選手(3年)でした。「1年生の時からここに来て練習で走っているので」と話す近田選手にとって、昭和記念公園は験がいい場所。昨年は立川ハーフと併催の日本学生ハーフマラソン選手権で2位に入り、10月の箱根駅伝予選会では全体18位(日本選手6位)と好走しています。
「最初から余力を持って、公園内でペースを上げようと思っていました。思ったよりも公園内に入ったのが遅かったので、ここで切り替えて行けるところまで走ろうと思いました」
立川市街地から国営昭和記念公園にコースを移し、13km付近で近田選手が仕掛けるとレースが動きました。近田選手のペースアップに帝京大学の浅川侑大選手(2年)だけが食らいつき、優勝争いは両者の一騎打ちへ。勝負が決したのは残り約3km。下りを利用して近田選手が再びペースを上げると、浅川選手は後退。近田選手のペースは最後まで衰えず、起伏のある難コースで1時間2分11秒の好記録をマークして優勝を果たしました。
近田選手は2月2日の日本学生ハーフマラソン選手権(香川・丸亀)で1時間0分45秒の自己ベストをマークし、6位に入賞しています。「エースであり、キャプテンでもあるので、自分が一番しっかりしていないといけない」と話す通り、2カ月続けて快走しました。
チームは今年の箱根駅伝で14位に終わりましたが、今回の立川ハーフでは、7位に長部虎太郎選手(1年)、9位に長友英吾選手(1年)が入り、ルーキーイヤーの最後に奮闘を見せました。また、上位30位以内には、近田選手、長部選手、長友選手を含め9人が名前を連ねました。
「チームとしては予選会で3位以上を目指したい。3位以内を獲れれば箱根本選でシード権を取れるというわけではありませんが……。4年生が抜けて最初は不安だったんですけど、今は全員が危機感を持って、良い感じで来ています」
秋の立川路でも、フラッシュイエローのユニフォームが躍動を見せそうです。