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感情を出した大谷に「仲間たちが懸命に戦い食らいつく姿をみていた」ロバーツ監督が語る

2025年5月10日 16:46
感情を出した大谷に「仲間たちが懸命に戦い食らいつく姿をみていた」ロバーツ監督が語る
9回に決勝弾を放った大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)
MLB ドジャース14-11ダイヤモンドバックス(日本時間10日、チェイス・フィールド)

ドジャースが同地区のダイヤモンドバックスとの乱打戦を制し、14-11で逆転勝利。大谷翔平選手は決勝の3ランを放つなど、6打数3安打4打点の大活躍でした。

この試合ドジャースが3回まで8得点を奪うも、投手陣が5被弾するなど、8回終了時点で3点ビハインドの展開。それでも9回、先頭のフリーマン選手から4連打で3点を追加し同点に追いつくと、大谷選手の3ランで一挙6得点をあげ、執念の逆転勝利を飾りました。

大谷選手は打った瞬間、バットフリップとバンザイポーズが飛び出し、球場も熱狂。ロバーツ監督は大谷選手の感情が爆発した様子について、「すべてが重なった結果だと思う。チームとして良い感触を持ちながら試合に臨み、しかも相手は同地区のライバルチーム。ダイヤモンドバックスはこのシリーズの中で徐々に勢いをつかみかけていたが、我々はそこから必死に食らいついていった。そして、あの大きなホームランで逆転に成功した。翔平は仲間たちが懸命に戦い、試合に食らいつく姿を見ていた。その上で、自分の一撃が試合の流れを一変させるような、いわばクライマックスの場面になった。だからこそ、あのように感情を爆発させる姿を見られたのは、非常に良かったし、素晴らしいことだと思う」と語りました。

さらに“大谷がすごいことをしても驚かないか”と聞かれ、「もう驚くことはない。彼とバリー・ボンズ、この二人は私がこれまでに見てきた中で、間違いなく最高の選手だ。私はバリー・ボンズとは現役時代にチームメートとして一緒にプレーしたことがあるが、それでも翔平が見せる勝負どころでの活躍、彼のような選手はこれまで一人として見たことがない。あのような場面で、あれだけの結果を繰り返し出せる選手は本当に異次元だ」と、メジャー762本塁打のメジャーのスーパースターの名をあげつつ、褒めたたえました。
最終更新日:2025年5月10日 16:46
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