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“最強のバッターからの三振” トレード移籍・大江竜聖が感じた不思議な縁 巨人&ソフトB両球団へ「感謝しかない」

2025年5月12日 18:02
“最強のバッターからの三振” トレード移籍・大江竜聖が感じた不思議な縁 巨人&ソフトB両球団へ「感謝しかない」
近藤健介選手を三振に取り雄たけびをあげた大江投手【画像:日テレジータス】
プロ野球巨人は12日、トレードを発表。大江竜聖投手が秋広優人選手とともにソフトバンクへ移籍することが明らかになりました。

荷物整理や挨拶回りを終えて記者のもとに姿を現した大江投手は「8年間、ジャイアンツにいさせてもらって、自分自身、成長させていただきましたし、もう感謝しかないです。そして、ソフトバンクさんに取ってもらったってことで、そっちの方にも感謝しかないですかね、今は」と両球団への感謝を口にしました。

移籍が決まり様々な人から「チャンスだと思うから」と連絡をもらったという大江投手。中でもずっとお世話になったという巨人・中川皓太投手と高梨雄平投手にはすぐに連絡を取ったそうで「『必要とされていることはいいことだから』っていうのと、『いきなりだからビックリしたけど会ったら話そうや』って言ってくれたり」とやりとりを明かしました。さらに阿部慎之助監督からは「まあ、『頑張ってなー』みたいな感じのことを言われました」と連絡をもらったことを明かします。

記者から「ソフトバンクの即戦力として期待されているのでは」と投げかけられると、「必要とされてるのは率直に嬉しいですし、本当に強いチームだと思うので。その戦力になれるように頑張ります」と答えた大江投手。巨人で覚えているシーンについて聞かれると、ソフトバンク戦の1シーンをあげました。

それは2024年5月29日のソフトバンク戦。6回の2アウト1、3塁で2番手としてマウンドにあがった大江投手は、当時パ・リーグ打率トップに位置していた近藤健介選手と対戦しました。大江投手はファウルで7球粘られるも、最後は外角いっぱいに決まるストレートで見逃し三振。打ち取るとガッツポーズで雄たけびをあげ、笑顔でベンチに戻りました。

これを振り返り「去年、近藤(健介)さんから取った三振は覚えている。最強のすごいバッターなんで」と語った大江投手。そんな選手と同じチームに移籍することとなった不思議な縁についても「すごいですね」と口にしました。
最終更新日:2025年5月12日 18:23