バスケットボールBリーグのサンロッカーズ渋谷（以下、SR渋谷）は15日、ルカ・パヴィチェヴィッチHCの解任を発表しました。

2017-18シーズンから2年連続でアルバルク東京をBリーグ制覇に導いたパヴィチェヴィッチHCは昨季よりSR渋谷で指揮。

昨季はパリ五輪代表のジョシュ・ホーキンソン選手やA東京時代に共闘していた田中大貴選手など、国内有力選手の加入で大きな話題を呼びましたが、相次ぐけが人続出で中地区3位でシーズン終了。今季も新たな戦力を加えチャンピオンシップ進出を目指していますが、ここまで28勝24敗と中地区5位。ワイルドカード争いも4位に付けており、苦しい状況となっています。

SR渋谷代表取締役社長の神田康範氏は「パヴィチェヴィッチ氏は、チームの変革期においてその豊富な経験と戦略眼でサンロッカーズ渋谷を新たなステージへ導いてくださいました。また、常に紳士的な態度でファンと向き合いながら、何よりもバスケットボールに対する揺るぎない情熱を持ち続け、クラブに大きな刺激と学びをもたらしてくれました。そのすべての貢献に、心より敬意と感謝を申し上げます」とコメント。

また新ヘッドコーチにはアシスタントコーチを務めていたカイル・ベイリー氏が就任。

ベイリー氏はチームを通じて「サンロッカーズファミリーの皆さん、ホーム会場やアウェー会場、そして中継や配信で、いつも素晴らしい応援をありがとうございます。コーチルカには昨シーズンから情熱的なリーダーシップでチームを牽引してもらったこと、そして私をコーチとして、また1人の人間として成長させてくれたことに感謝いたします。今回、このような素晴らしいチャンスをいただきワクワクしていますし、とても感謝しています。皆さんと共に戦えることを、心から楽しみにしております」とコメントしています。