◇MLB ドジャースーマーリンズ（日本時間29日、ドジャー・スタジアム）

敵軍マーリンズの監督に対し、大谷翔平選手含むドジャースの選手らが熱い歓迎を行いました。

本拠地で迎えたマーリンズとの3連戦初戦。試合前にマーリンズの監督がドジャースの選手らに出迎えられました。

実はこの監督、昨季までドジャースで一塁コーチをしていたクレイトン・マカラーさん。大谷選手らがヒットを放ち一塁に到達するとヘルメットをマカラーさんのヘルメットにコツンと当てる“ヘルメット・タッチ”が話題となっていました。

今回は敵軍指揮官として現れたマカラー監督ですが、試合前に昨季ドジャースがワールドシリーズ優勝に伴い、選手・スタッフに贈られたチャンピオンリングが手渡されました。

マカラー監督の元に集まるドジャースの選手やデーブ・ロバーツ監督、スタッフら。大谷選手ら一人一人と再会のハグを交わします。フレディ・フリーマン選手からは頭をガシガシとなでられ、何人もの選手に何度も握手やハグを求められる様子にいかにチームに愛されていたかがあらわれていました。

フリーマン選手からリングが渡されると、大谷選手から選手らがリングを渡された際の試合で着ていた金ロゴの帽子、ムーキー・ベッツ選手から名前入りユニフォームが渡されました。その後集合写真を撮り、たっぷり再会を喜ぶとマカラー監督は再び敵軍へ戻っていきました。

試合はドジャースがテオスカー・ヘルナンデス選手の2ランホームランなどで5点を先制するも、6回に代打のダン・マイヤーズ選手から満塁ホームランを被弾し同点に追いつかれ試合は延長戦へ。勝ち越し点を許すも、最後はトミー・エドマン選手の長打でドジャースがサヨナラ勝利となりました。