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【センバツ高校野球】横浜が19年ぶり優勝で4度目の頂点に 智辯和歌山は31年ぶりVを逃す

2025年3月30日 14:40
【センバツ高校野球】横浜が19年ぶり優勝で4度目の頂点に 智辯和歌山は31年ぶりVを逃す
選抜高校野球決勝、6回裏に2点適時打を放ち喜ぶ為永皓選手(写真:時事)
◇第97回選抜高校野球11日目決勝 横浜11-4智弁和歌山(30日、甲子園球場)

春のセンバツ高校野球の決勝戦。横浜(神奈川)と智辯和歌山(和歌山)の名門校同士の対決は、横浜が2006年以来、19年ぶりの優勝を果たしました。

初回、4番の奥村頼人選手が先制点を奪い横浜がリード。すると2回、智辯和歌山も負けじとセーフティスクイズで1点を返し同点とします。

それでも3回、横浜はノーアウトランナー2、1塁の場面で、2番・為永皓選手が送りバント。ランナー3、2塁とチャンスを広げます。すると続く主将の阿部葉太選手が外角高めのストレートをとらえ、レフトへ勝ち越しとなる2点タイムリーヒットを放ちます。

さらに6回、横浜がしかけます。2アウトランナー3、1塁のチャンスの場面で、7番・駒橋優樹選手がセンターへタイムリーヒット。つづく今村稀翠選手の打球はサードエラーとなり、追加点を奪います。そしてつづく江坂佳史選手もレフト前タイムリーを放ちます。

勢いが止まらない横浜は、1番・奥村凌大選手のライト前ヒットで満塁と再びチャンス。ここで続く2番・為永選手が2点タイムリーヒットを放ち、この回5点目。その後も主将・阿部選手もダメ押しタイムリーで、大量6得点を奪います。

7回にも追加点を奪った横浜。終盤の8、9回に智辯和歌山が意地を見せ得点を返しますが、11-4で試合終了。横浜が19年ぶり4度目の頂点に立ちました。

最終更新日:2025年3月30日 16:25