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ドジャースが執念の逆転勝利 大谷翔平が決勝弾! 両軍合わせて計25得点の乱打戦 中5日の佐々木朗希は5回途中5失点

2025年5月10日 14:01
ドジャースが執念の逆転勝利 大谷翔平が決勝弾! 両軍合わせて計25得点の乱打戦 中5日の佐々木朗希は5回途中5失点
大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)
MLB ドジャース14-11ダイヤモンドバックス(日本時間10日、チェイス・フィールド)

ドジャースは大谷翔平選手が決勝の3ランを放つなど、大逆転勝利を飾りました。

初回、1番指名打者の大谷翔平選手が左腕エデュアルド・ロドリゲス投手からセンターフェンス直撃の二塁打で出塁。飛距離は423フィート(約128.9m)を記録も、ホームランとはなりませんでしたが、自身7試合連続安打を記録します。その後、フレディ・フリーマン選手の犠牲フライで先制のホームをふみました。

先発の佐々木朗希投手は、前回登板から自身初の中5日での登板。1アウトから2番のケテル・マルテ選手に内角高めのストレートをライトポール際に運ばれ同点にされます。さらに4番のジョシュア・ネーラー選手には二塁打を浴びると、ユジニオ・スアレス選手に右中間への勝ち越し2ラン。この回はいずれもストレートを打たれ、初回の最速は、94.9マイル(約152.7キロ)にとどまりました。

それでも直後に打線が奮起。キケ・ヘルナンデス選手のソロで1点差に迫ると、大谷選手のタイムリー二塁打ですぐさま同点とします。3回にはアンディ・パヘス選手の勝ち越しタイムリーが飛び出すと、その後も相手のミスも見逃さず、一挙5得点で5点リードに変わりました。

援護を受けた佐々木投手は3回、この日初めて3者凡退。尻上がりにストレートのスピードも上がります。ところが4回、先頭打者にスプリットをとらえられ二塁打を浴びると、内野ゴロの間に4点目。なおも死球と四球でピンチを背負いましたが、ここは外野フライでしのぎます。しかし、続く5回は先頭打者に四球。ここで降板となりました。

あとを受けたアンソニー・バンダ投手はルルデス・グリエル選手に満塁ホームランを献上。5点差を追いつかれ、8-8となります。さらに6回もバンダ投手が続投しますが、2アウト満塁のピンチを背負い、降板。3番手のルイス・ガルシア投手が押し出し四球で、勝ち越しを許します。

8回には左腕アレックス・ベシア 投手がスイッチヒッターのマルテ選手に今度は右打席での本塁打を献上。代打のランデル・グリチェク選手にも一発を浴びるなど、ドジャース投手陣はこの日5被弾となりました。

それでも3点差を追う9回、再び打線が奮起。先頭のフリーマン選手からの4連打で同点に追いつくと、1アウト1、2塁の場面で大谷選手がライアン・トンプソン投手の変化球をとらえ、決勝の12号3ラン。一時は5点差を逆転される展開も9回は一挙6得点のビッグイニングで執念の逆転劇。両軍合わせて7本塁打、計25得点の乱打戦を制しました。

大谷選手は6打数3安打、1本塁打、4打点の大活躍。連続試合安打を今季最長の7に伸ばしています。

また佐々木投手は4回0/3を投げ、球数61球、5安打、2四球、1死球、5失点で、奪三振は今季初の0。中5日での登板は、ストレートは尻上がりにスピードが上がり、最速97.5マイル(約156.9キロ)を記録しています。
最終更新日:2025年5月10日 14:33
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