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「すぐに1軍でも使えるボール」 落合2軍監督がドラ1金丸を高評価 春季キャンプは「みんなチャンスだと思って取り組んでいた」

2025年2月27日 15:30
「すぐに1軍でも使えるボール」 落合2軍監督がドラ1金丸を高評価 春季キャンプは「みんなチャンスだと思って取り組んでいた」
春期キャンプを振り返った中日・落合英二2軍監督
プロ野球中日は27日、球団公式YouTubeを更新。落合英二2軍監督が読谷でのキャンプを振り返りました。

「去年、井上(一樹)監督が作り出してくれた雰囲気の中で継続して(練習)できた。監督が新しく替わって、みんなチャンスだと思って取り組んでいたと思いますし、リハビリ組のメンバーも順調にメニューを消化できたので、そういう意味では各個人がやるべき事はできた」と、充実した表情で春季キャンプを振り返った落合監督。

今季から2軍監督に就任したこともあり、「選手のランク分けというか、育成でやっていくのか、それともどんどん勝負させていくのか、選手によってクラスを分ける」ことを1つのテーマにしていた事を明かし、「これから実戦に入っていくので、チャンスをやるのか、それとも育成でやってもらうのかという判断をやっていく」と話しました。

キャンプのMVPはいないとしながらも「金丸(夢斗)と、おととしのドラフト1位の草加(勝)、あと(1軍で)活躍しないといけない梅津(晃大)がケガをしないように、リハビリのメニューをしっかり組めて、しっかりと消化できた。その3人がうまく調整できたことが少しほっとしている」とコメント。

続けて「当然他のメンバーも虎視眈眈と1軍を脅かさないといけない。まだ1軍も競争が激しいので、いつでも(1軍に)挑戦にいけるように準備をするだけ」と力強く語りました。

また腰痛の再発防止のため、2軍キャンプでメニューを消化しながら、ブルペンで力強い投球を見せたドラフト1位ルーキーの金丸投手について「アマチュア時代と違って見られるという独特のプロ野球の世界なので、変に力が入ったり、変に意識したりというのを気にしていたが、そんなこともなくブルペンで自分のやるべき事をしっかりとやっていたので、頼もしいなと目に映りました」と、4球団競合の末に獲得した期待の左腕を高評価。

さらに「投球フォームやバント守備だったり、けん制などは直すところがない。これから球数を増やして打者と対戦しながら、ゲームに向けて少しずつ(調子を)上げていってくれれば。すぐに1軍でも使えるボールを投げているので、僕らが焦らせないように、本人もそうですが、焦らずじっくりやっていく」と今後の方針について話しました。
最終更新日:2025年2月27日 15:30