◇プロ野球オープン戦　ソフトバンク 6-4 ロッテ(8日、ZOZOマリンスタジアム)

ロッテは新助っ人のオースティン・ボス投手が本拠地で初先発。強力ソフトバンク打線を3回1安打無失点に抑えました。

立ち上がりは1アウトから周東佑京選手に安打を許し、盗塁で得点圏まで進められましたが、後続を抑え無失点。2、3回と三者凡退でアウトを積み重ね、3回48球で1安打2奪三振無四球無失点の内容。

イニング毎にバッテリーを組んだ松川虎生選手とコミュニケーションをとっていましたが、「松川くんは打者の長所をよく知っているので、しっかり教えてくれた。組み立てやどう打ち取っていくのかの準備ができた」と振り返りました。

また気温が低い中でのマウンドでしたが、「シアトル出身ですし、こういう天気は慣れている。影響はなかった」とコメント。「初めての登板でしたが、このマリンスタジアムが大好きな球場になりそう。ライトでキャッチボールしたときにとてもすばらしい歓声をいただいた。ゲームでもいい結果でよかった」と話しました。

昨季メジャーでリリーフとして68試合に登板し、2勝5敗、防御率3.69を記録。メジャー通算207試合に登板しており、150キロを超えるストレートにカットボール、カーブ、スイーパーなどの球種を操ります。

昨季は全試合リリーフ登板でしたが、2022年には先発として17試合に登板。今季、吉井理人監督は先発として期待を寄せます。

「今日は打者を打ち取るのに球数を要した」とボス投手。開幕まで残り2試合の登板を予定しており、「制球よく球数少なく自分の持ち味である打ち取る投球をしたい」と開幕を見据えます。