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春中ハンドで氷見西條男子が連覇 被災地に勇気届ける

2025年3月31日 19:12
春中ハンドで氷見西條男子が連覇 被災地に勇気届ける

2年ぶりに氷見市で開かれた春の全国中学生ハンドボール選手権大会、男子で地元氷見の西條中学校が2年連続3回目の日本一に輝きました。

能登半島地震の影響で去年は福島県で開かれ、氷見での開催は2年ぶりの「春中ハンド」。

男子史上初の連覇をかけて、地元氷見の西條中学校がおととい決勝のコートに立ちました。

試合は序盤から一進一退の攻防が続きます。

後半、最大3点差をつけられた西條でしたがキャプテンの茨木颯介。

さらにチームトップ8得点の平野哲紳が決めます。

そして同点で迎えた試合終了間際。

9番の山本士が値千金の勝ち越しゴールを決めて、西條が25対24で劇的な勝利。

2年連続3回目の優勝を果たし、今年で20回目を数える春中ハンドで男子史上初の連覇を達成しました。

山本士選手「最高です。この試合を通してなかなかシュートが入らなくてけっこう悩んでたんですけど、最後僕が決めてチームを勝たせることができてよかったです」

地元の大声援を力に復興を目指す「ハンドボールの町・氷見」に再び笑顔と勇気を届けました。

茨木颯介キャプテン「地元のみなさんが応援してくださったおかげで、春中2連覇できてうれしいです。自分たちが優勝してちょっとでも被災者の方々に元気や笑顔を届けられたかなって思います」

また大分県で行われた全国高校ハンドボール選抜大会では、女子の高岡向陵がおとといの決勝で香川の高松商業とこちらも大接戦、23対22で競り勝ち、19年ぶり2度目の優勝を飾りました。

最終更新日:2025年3月31日 19:19
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