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秋の全日本に向けて東北福祉大が春につかんだ手ごたえ【女子駅伝】

2025年5月22日 20:07
秋の全日本に向けて東北福祉大が春につかんだ手ごたえ【女子駅伝】
陸上競技もシーズンが始まっている。秋の全日本大学女子駅伝で今年も上位を狙う東北福祉大も手ごたえを感じながら春の大会に挑んでいる。

3月、10日間に渡り千葉で行われた春合宿。1日30キロ近く走り込み、シーズンを戦いぬく上で基礎となる「脚力」を養ってきた。今シーズンは高い目標も掲げている。

平藤キャプテン
「3位が目標、東北初というところをみんなで目指していきたい」


先週、その成果を試す大会があった。第78回東北学生陸上競技対校選手権大会、通称・東北インカレ。東北の大学が参加して行われる学校対抗戦。
女子1500m。このレースにはエース、村山あみさ選手が出場。
去年秋に左足首を疲労骨折。春合宿からチームに復帰したばかりで、今回は短い距離にエントリー。
村山選手は同じ東北福祉大の鈴木選手とレースを引っ張る。そして、プラン通りのレースを展開。結果は2位。実戦を詰めたことでまた一歩、前進だ。
村山選手

「練習も詰めていないので、これも練習の一環というのもあったので少しずつレース感覚だったり、走りがいい方にいっているとは感じます」
そして、1万mにはチーム唯一の4年生キャプテンの平藤選手がエントリー。1万mは自身初。レースは序盤から福祉大の3人が抜け出す。今回、初めて1万mを走ることには訳があった。

平藤選手
「今年の(チームの)テーマは積極果敢というところなので、私がこのレースで体現しようという気持ちで走りました。」

平藤選手も先頭に懸命に食らいついていきますが徐々に離されていく。先頭は全日本で去年4区を走った村上果連選手。村上選手はそのままトップでフィニッシュ。平藤選手は3位。ただ、結果以上に手ごたえを感じていた。

平藤選手「結果は3位だったんですけどこのレースに出たことがチームにとってもプラスになるんじゃないかと思ったので、タイムは納得いっていないですけど、走り切れたことが自分にとっての成長につながるかなと思います。」

大会まで約5カ月。この大会で各自つかんだことを生かし、秋の全日本に繋げていく。

冠木監督
「学生たちの掲げたテーマが積極果敢、勝っても負けても勝ちにこだわるのではなく攻めるようなレース、攻めるような姿勢を是非見せて行ってほしいと思います。」

東北福祉大の選手たち次は来月行われる日本インカレに挑む。

最終更新日:2025年5月22日 20:08
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