アルビレディース 劇的な逆転勝利 エース・滝川結女の活躍きらり 《新潟》

女子サッカーSOMPO WEリーグ。今シーズンの優勝の可能性が消えたアルビレディース。1つでも上の順位を目指そうと奮闘しています。28日はチームを引っ張るエースのプレーに注目します。
シーズンも残りわずか…
優勝の可能性は消えてしまいましたがホームに駆け付けた今季最多1843人のサポーターに勝利を届けようと27日、長野との一戦に臨みました。
ここまでチーム最多6ゴール、エース・滝川結女がこの試合もチャンスに絡みます。まずは前半23分、川村が左サイドに展開すると石田の折り返しのパスを拾ってシュート!さらに37分、杉田がおさめたボールをキープ。相手と競りながらシュート!3分後にはクロスにヘディング!前半から積極的にゴールを狙います。
後半立ち上がりに失点した新潟。次々とフレッシュな選手を投入します。この采配がズバリ的中。後半33分、山本のクロスが弾かれたところに途中出場の道上!こぼれ球を見逃さず仕留め、同点に追いつきます。
〈道上彩花選手〉
「こぼれ球がいいところにきて押し込むだけだったのでしっかり決められて良かった。最初の時(直前のプレー)も決めきりたかったがそれでも同じような形でしっかり振れたのでとれて良かったなと思う」
その後も滝川を中心に攻めの姿勢を崩さない新潟。しかし、追加点が奪えないまま、後半アディショナルタイムに突入します。
このまま引き分けかと思われたそのとき…左サイドの園田からパスを受けた山本がクロス!キーパーに弾かれますが、後ろから走り込んだ山谷!最後はエース滝川が最後の最後に決めて逆転勝利をつかました。
〈滝川結女選手〉
「本当にただただうれしくて、すぐサポーターの皆さんの方を見ちゃいましたし、このまま勝って終わろうという思いがありました。自分自身もチャンスは結構あったので、いつかもう1回チャンスが来ると思ったので最後しっかり決めきれて勝利に貢献できたのは本当に良かった」
劇的な決勝点は自身の最多記録を更新する7ゴール目。
タイトルには届きませんが、エースの活躍でサポーターと勝利の喜びを分かち合いました。
〈滝川結女選手〉
「勝ったぞー!本当に皆さんの応援のおかげで、きょう勝つことができました。ありがとうございました!」
順位は変わらず、5位広島との勝ち点差は2。去年は4位、これを越えたいと滝川選手は話していました。