10月、佐賀県で開かれる「国民スポーツ大会」と「全国障害者スポーツ大会」に出場する岩手県選手団の結団壮行式が26日、盛岡市で開かれました。

　10月佐賀で始まる「国民スポーツ大会」は、「国体」から名前が変わって開催される最初の本大会です。岩手からは「全国障害者スポーツ大会」と合わせておよそ500人が出場します。

　式では最初に、選手を代表してスポーツクライミング競技の本明佳選手と、フライングディスクの袴田茜選手が、「選手証」を達増知事から受け取りました。

　国民スポーツ大会県選手団のキャプテンは、パリオリンピックに出場した競歩の髙橋和生選手です。

陸上競技・競歩髙橋和生選手
「東日本大震災をはじめ、毎年のように見舞われる自然災害の脅威に多くの国民が苦難を強いられています。東日本大震災から一歩一歩着実に前進し復興へと歩を進めてきた私たちが復興のシンボルとして日本全国に希望を与える時だと思います」

　佐賀県「国民スポーツ大会」は、10月5日から15日まで。「佐賀全国障害者スポーツ大会」は、10月26日から28日まで行われます