【こどもの日特集】全国大会優勝経験も!スーパー暗算少年に密着 県内5人目「暗算十段」取得の小学5年生の挑戦
■目指せ満点優勝!全国大会に向けた予選に密着
先月29日。
「スーパー暗算少年」進藤優仁さんの姿は、秋田市の商工会館にありました。
そろばんの全国大会の県予選に臨むためです。
進藤さん
「見直しも結構早くできて、時間もあるので、そこを本番では注意してできればいいかなって」
「目標は満点で優勝することです」
進藤さんが出場するのは、掛け算や割り算など6種目の得点で争う小学生の「個人競技」のほか、年齢を問わず全ての出場者で争う「読み上げ暗算」など、合わせて4つの競技です。
中でも、個人競技で「満点」での優勝を目指します。
約3時間にわたって行われた全国予選。
表彰式を前に、驚きの発表がありました。
なんと、小学生の個人競技で2人の「満点」が出たのです。
規定により、上位2人での決勝が行われました。
最後まで集中力を切らさず、戦い抜いた進藤さん。
果たして結果は…。
「ジュニア部門、総合競技優勝、113番・進藤優仁さん。秋田大学教育文化学部附属小学校。得点、600点」
見事、優勝しました。
進藤さん
「やっぱり満点が取れたことも嬉しいんですけど、決勝の舞台に立てたことも嬉しかったです」
「今回練習したことを踏まえて、全国大会でもそれを生かせるといいなと思いました」
「目標は?」
「もちろん優勝です」
進藤さんは、小学生の部の個人競技のほかに、年齢を問わず出場者全員で争った暗算競技などでも上位に入り、全国の舞台への挑戦権を獲得しました。
次の目標は、もちろん再び全国の頂点に立つことです。
進藤さんが出場する「そろばんグランプリジャパン2025」は、7月に兵庫県で開かれます。