高校生に門出の春 「挑戦し続ける人生は必ず納得できる結果を導く」秋田商業

3月に入り、卒業式のシーズンとなりました。県内では1日から3日までにすべての高校で卒業式が行われました。

3日は秋田市の秋田商業高校から233人が学び舎を巣立ちました。

創立105年、秋田市の秋田商業高校では3年生、233人が卒業の日を迎えました。

「明石凌輔、はい」

瀧澤徳彦校長 式辞
「皆さんの可能性は無限であります。挑戦し続ける人生は必ず納得できる結果を導くと確信しております」

卒業生代表 江畠翼さん 答辞
「これから私たちは異なる道に進み、夢に向かって一歩ずつ歩んでいきます。困難なことや壁にぶつかることもあると思います。そのときは秋商で過ごした日々や校訓である感謝・勤勉・鍛錬を思い出して乗り越えていきたいと思います。」

3年前、中学校の卒業式はまだ新型コロナの影響が色濃く、多くの制限がある中で迎えた世代ですが、今回は、母校の校歌を堂々と斉唱しました。

式のあとは高校、最後のホームルームです。

「みんなと過ごした時間を一生大切にします。ありがとうございました。」
「今までありがとうございました。いやいや。きょうはみんなに書いてもらったんですけど、いろんな人たちに囲まれて幸せでした。ありがとうございました」

担任 藤原淳一先生
「母校愛というのはほんとに強くなります。今あーだこーだ言っててもみんなの帰る場所はここです。ですので誇りに思って、いろんな人の挨拶にもありましたけど、我とともにありというのはこれは言葉でもあり事実でもあります。だからこれ忘れないで過ごしてください。」

思い出の学び舎を巣立った生徒たち。就職や進学、それぞれの道に向かって歩き出します。