大館市の公立保育園で牛乳アレルギーのある子どもに牛乳を誤飲 子どもは救急搬送され回復
大館市の公立保育園で牛乳アレルギーのある1歳の男の子に、誤って牛乳を飲ませてしまう事故がありました。男の子は救急搬送された病院で治療を受け回復したということです。
大館市によりますと市内の公立保育園で今月20日の午前8時50分ごろ、園児におやつの飲み物が配られました。
普段、アレルギーのある園児には色分けされた食器が配られますが、牛乳アレルギーのある1歳の男の子に誤って他の子と同じコップが配られ、牛乳およそ90CCを飲み干してしまったということです。
午前9時5分ごろ、職員が男の子の呼吸が荒く顔が赤らんでいることなどに気が付き、救急搬送されました。
男の子は病院でアナフィラキシーショックの処置を受け、症状が回復。翌日退院したということです。
大館市は職員間の情報共有不足が原因だとして市内の公立の保育園に対しチェック体制を再点検するよう注意喚起しています。