秋田県産ネギの販売額が30億円を突破 次の目標は年度で1万トンの出荷と販売額35億円 JA全農あきた
産地化が進む県産ネギの首都圏での販売額が、今年度、初めて30億円を突破したことを記念して、3日、祝賀会が開かれました。
らなる販売額増加を目指して、JA全農あきたは、新年度以降も、作付面積の拡大などに取り組みます。
JA全農あきたが開いた祝賀会。
県産ネギの首都圏での販売額が、今年度、初めて30億円を突破したことを受け、生産と販路の拡大に貢献した企業・団体を表彰し、さらならブランド化の気運を高めるのがねらいです。
あきた園芸戦略対策協議会 虻川和義 会長
「生産面積の拡大、反収向上によるロットの確保等、ブランド力の向上に努め、次は販売額35億円達成を目標に取り組んでまいります」
ネギは、コメに依存した農業から脱却するため、能代市などを中心に盛んに栽培されてきました。
10年ほど前からは、県全体で、園芸メガ団地の整備が進められていて、ほかの産地のネギが市場に出回りづらい夏場を中心に、出荷量を増やしています。
県産ネギの首都圏での販売実績は、今年度、1月末時点で8414トン。
販売額は、31億9700万円あまりにのぼっています。
JA全農あきたは、次は年度で1万トンの出荷と販売額35億円を目指して、作付け面積と生産農家を増やす取り組みを進めることにしています。