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【大雨被害】記録的短時間大雨情報も 浸水や土砂崩れ 各地で被害相次ぐ 秋田県

2024年7月26日 18:15

県南部の被害地域では

動画の投稿者
「バリバリ バリバリって続けて聞こえてくるのが気持ち悪かったですね。」

投稿動画
「 (木が折れる音)どっか山崩れとかしてる?ちょうど真正面音の方向はな。うん。」

関向アナウンサー
「山の斜面が一部大きく崩れ落ちて大量の木々や泥が完全に道をふさいでしまっています。」

土砂崩れが相次ぎ、24日夕方には一時、36世帯86人が孤立状態となった由利本荘市東由利。

「幸いここ(撮影場所)は山から離れているんで、自分たちの心配はしなかったけれど、向こうの集落の人たちの方心配しましたね。」

土砂崩れが起きた場所から50メートルほど離れた場所には民家がありますが、幸い建物や住人に被害はありませんでした。

東由利で26日午後2時半までに観測された24時間降水量は過去最多の238.5ミリ。平年の1か月分以上の雨が1日で降ったことになります。

「こういった状態だ畳の下 見てけれあれ、泥。今までだばひと事だど思ってだけどもよ」

コメ農家をしながら50年ほど前から牛の肥育もしている大場惣七さん。大事な牛舎も水に浸かってしまいました。

大場さん
「流された草汚れてあれだ。7月22日と23日に(子牛が)生まれた。1日遅ければ大変だった。朝から立っておっぱい飲んでるから一応、今のところな。あとは保健所で乾き次第消毒してくれる。家は床上だろ。でも仕方ねな。特別悪いことさねったってな本当」

県内各地に大きな被害をもたらしている記録的な大雨。次の30日にかけて気圧の谷や暖かく湿った空気の影響で再び大雨となる所がある見込みです。

予想される1時間降水量はいずれも多い所で、27日は30ミリ28日は40ミリです。また、24時間降水量は27日夕方までが100ミリ。28日夕方までは200ミリと予想されています。

これまでの雨で県内では子吉川などのほかにも氾濫の恐れがある河川や、地盤の緩んでいる所があります。30日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに厳重に警戒してください。

なお、県内に出されていた緊急安全確保は26日午後3時までに全て解除されましたが、引き続き避難指示が出されている地域があります。

自治体からの最新の情報を確認するよう心掛けてください。

交通への影響です。羽越線は、羽後本荘と山形の酒田の間で終日運転を見合わせています。奥羽線は、横手と山形の新庄の間で終日運転を見合わせています。日本海東北自動車道は本荘IC~金浦ICの間が全面通行止めとなっています。

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