【特集】県内最年少26歳の町議会議員誕生 手探りの選挙戦に若者ならではの視点…若者の政治参加を考える
■迎えた開票日 県内最年少議員の志
町議会議員選挙の開票の日。
渡邉滋 選挙長
「小林響騎。169票、169票。当選人と決定いたします」
小林さんは、169票を得て初当選しました。
現職の県内の市町村議会で最も若い、26歳の議員の誕生です。
父・聡さん
「票を入れていただいた方々がいらっしゃるので、その期待にしっかり応えていかなきゃいけないと思いますので、頑張っていただきたいと思います」
小林響騎さん
「若い人の意見ってなかなかくみ取られづらいので、若い人の考えだったりを町政に届けるのが私の使命だと思っていますので、全力で取り組んでいきたいと思っています」
町民の代表として。
そして、若者を代表する気持ちで。
新たな舞台での歩みが始まります。
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八郎潟町議選の結果を受けて、県内の市町村議会議員の平均年齢は61.93歳になりました。
出馬できるようになる年齢は25歳ですので、若い議員が少ない現状がみてとれます。
選挙に出るのはハードルが高いと感じたとしても、どのような候補がどのような政策を訴えているのかを聞いて、1票を投じることも政治参加の一つです。
県知事選挙と、7つの市と2つの町のトップを決める選挙の告示まで、1か月を切っています。