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【ABSオリジナル】知事選立候補者100問アンケート 鈴木健太氏

2025年3月20日 17:20

質問17 インバウンド含めた観光政策・観光振興策

豊富な観光資源がたくさんあるにもかかわらず、観光客数も観光消費額も東北最下位の秋田県。これまでの観光政策で十分な成果が出ているとはとても言えません。課題はさまざまにありますが、第一は「PR戦略の質の向上」。これまでとは異なるハイレベルなマーケティングを行い、「何を推しているのか伝わる」ブランディング戦略によって、しっかりと観光誘客や県産品の購買につなげていきます。SNS・WEB広告戦略についても、受け手側をしっかり分析し、自己満足の方策ではなく「顧客に届き、来県や購買につながるPR」を強力に展開します。本来の価値に見合った利益を得られていない秋田の宝を、徹底的に売り出します。日本屈指のアウトドア王国となりうる雄大な自然環境、隠れた名店の多い飲食業界、観光路線としてまだまだ可能性を秘めるローカル鉄道、そしてマタギやジビエなどに代表される個性的な習俗・文化。秋田が誇る、しかしいまだ十分利益になっていない魅力を世界に届け、しっかり稼げるビジネスにしていく挑戦を後押しします。
高齢者と障がいのある方にも優しいユニバーサル・ツーリズムや、ペット同伴旅行など、多様な旅のニーズにしっかり応えられるような観光地を目指します。さらにゼロ・カーボン観光の取り組みを強力に推進し、風車の視察観光を目玉としてカーボンニュートラル最先進地にふさわしい新しい観光スタイルを確立していきます。宿泊施設の不足や二次アクセスの弱さを補う対策として、シェアリングサービスの充実を図ります。空き家・空き部屋を活かした民泊事業、休日などの空き駐車場を利用した駐車場シェアリングなど、様々なサービスが日本でも普及していますが、秋田県では参入事業者が少ないのが現状。こうした新しいサービスの情報提供や啓発を強化し、観光客受け入れ能力の向上と県民所得の向上につなげます。

質問18 クマの生活圏出没への考え・対策

まずは人身被害防止を最優先し、緊急的な有害駆除能力を維持向上させるとともに、中長期的には緩衝地帯の整備と適正頭数の調査・保護など人とクマとの共生をめざします。

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