【再掲】知事選立候補者100問アンケート 鈴木健太氏
質問24 まつりなどの伝統行事の承継について
人口減少の影響がここにも大きく出ています。集落単位での伝統行事は新たな担い手が少なく、すでに途絶えてしまった地域もあります。担い手の要件緩和や実施方法の変更など、続けていく努力がなされています。Aターンの強化でふるさとへ戻る若い世代を増やし、担い手を確保します。祭りをよく知る人がいなくなっても復活できるよう、映像等に記録して保存する取り組みを促します。
質問25 "1次産業"の現状と継承について
中山間地域等では、コメ農家の皆さんが高齢となり、新たな担い手も十分足りているとはいえず「もう限界」との声が聞かれます。里地里山の手入れは、農業生産のみならず治水、クマ被害抑止や景観保全など多様な働きをしてくれていること高く評価し、「里地里山に暮らして下さっていることへの感謝」を込めながら温かい支援を継続します。林業のイメージアップと処遇改善、森林経営の頭脳となる高度人材の育成、そしてスマート化による生産性の向上を後押しし、増えつつある若手の林業従事者のさらなる増加と定着を進めます。水産業については、若手漁業者の育成・定着と蓄養殖などの取り組みを引き続き強力に進めるとともに、洋上風力発電事業による影響を注視しながら、新しいチャンスを生かす挑戦を支援します。
質問26 伝統産業の現状と継承について
かつて家業は子供が継ぐものとして続いてきた側面が大きい伝統産業ですが、時代の変化とともに後継者不足が常態化しています。伝統産業は唯一無二の財産であり、絶やしてはなりません。親族外承継やM&Aも視野に入れて伝統産業の存続に県として注力していく必要があります。
質問27 商店街など地域経済の現状と今後について
古い建物をリノベーションしたおしゃれな空間を増やし、人が集まる中心市街地を回復します。その際、各地域のデザイン力を高めるデザイナーズコミュニティをつくり、空間デザインの知見を活用します。