【再掲】知事選立候補者100問アンケート 鈴木健太氏
質問28 外国人労働者について
著しい人口減少は、もちろん労働力人口の不足に拍車をかけています。既設の外国人材受入サポートセンターに加え、各地での取り組みを強力に支援します。
質問29 移住政策と地域おこし協力隊について
学校卒業時に県外へ出たけれど、都会で結婚・出産を経る頃地元に戻りたいと考え始める30~40代の方々は大変多くいらっしゃいます。住環境や子育て環境という秋田の強みが最も響く、この子育て世帯の皆さんの「帰りたい」を叶えるために、強力なプロモーションと大胆な支援策を展開し、現在年間1,000人程度で横ばいのAターン就職の倍増をめざします。そして多くのファミリーが地元秋田で子育てすることで、出生数の増加にもつながると見込んでいます。
地域おこし協力隊は秋田県を県外者ならではの切り口で外にPRしてくれる代表的な存在です。地元の人が気づかない素晴らしいコンテンツを県内外に発信するとともに、その存在自体が地域活動を活発にする効果があると思います。期間が過ぎてもその地に留まる場合もあり、今後も活躍が期待されます。
質問30 洋上風力事業について
すでに整備されている教育訓練施設や日本海側で最大の船舶上架施設、そして整備中の再生可能エネルギー100%の工業団地などの強みを生かし、沿岸地域に人とモノを集めて経済効果を最大化します。風車の建設・維持管理は、これまで秋田になかった質と規模の雇用を生むことに加え、さらなる企業誘致、ホテルやアパートの建設需要、飲食業の振興などチャンスは様々。県内事業者の果敢な挑戦をあと押しします。需給のバランスを一定に保たなければならない発電事業において、発電量に波のある風力発電は、出力調整のために発電をストップしている時間帯が少なからずあります。今後こうした「捨てている電力」は、蓄電池、アンモニアや水素などの蓄電技術による活用が進めば、余剰電力を地元で安価に利用できる可能性が開けます。地域で作るグリーン電力を地域で使う、循環型エネルギー社会の構築を目指します。