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【秋田県知事選】告示まで1か月 新たなリーダーに何を求める?県民への独自アンケートと立候補予定者の考えを詳報

2025年2月20日 17:32

ともに、小中学校などの給食費の無償化をあげました。

このほか、鈴木氏は、病児保育の体制強化や、スポーツ選手の県外流出を防ぐための高校入試制度の見直しを。

猿田氏は、保育料や18歳までの医療費の無償化のほか、高校の再編にあたり、県外から生徒を集められる、地域の特色を活かした学科の創設を進めると述べました。

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最後は「防災・減災対策」です。

ともに、河川改修など、インフラの整備をあげました。

加えて、鈴木氏は、消防団やボランティアとの情報共有など、ソフト面の強化や、避難所の備蓄を充実させて、災害に強いまちづくりを進める方針です。

猿田氏は、中山間地域の水田や森林整備などと一体となった水害対策の推進と、移動式のトイレを備えた車、トイレカーの導入をあげています。

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政策の方向性のほか、この日は、スーツやネクタイも似ていた2人。

県民にとってはっきりとした違いが見えにくい中、鈴木氏は、佐竹県政の継続か刷新かを争点にあげています。

鈴木健太 氏
「長年最重要課題とされてきた、人口減少であったり、少子化というものに対して、成果が全く出ていないと。これはやはり抜本的に流れを変えて、新しい知恵をしぼっていくべきだと思いますので、刷新を掲げておりますので、これをこのまま行きますか、または一度やはり今まで県庁、県庁というのを外からの目線で政治を進めていこうとするか、そこの戦いではないかと思っております」

一方、猿田氏は、今後の県政には継続と刷新の両方が必要だと強調します。

猿田和三 氏
「ずっと同じままかと言ったら足りない部分ありますよね。人口減少対策も若者対策、女性の活躍推進も、それはさらに新しい事業もやっていきますと」
「継続と改革、改善、刷新どっちかじゃない、両方ですよと、私は思っています」

告示まで1か月。

2人は、各地で県民との対話の機会を設けています。

より良い秋田をつくるためには、私たち一人ひとりが様々な機会を通じて、立候補予定者の声に耳を傾けることが大切です。

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秋田放送のホームページでは、立候補予定者のインタビューをノーカットで掲載しています。

また、ABSあきたアプリで行ったアンケートの最新結果は、 このあと午後7時からアプリ上で見ることができます。

なお、立候補を検討していた早川周作氏に具体的な動きは見られず、2人による一騎打ちの可能性が高まっています。

最終更新日:2025年2月20日 18:49
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