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【ドキュメント シン・秋田県知事選挙】保守分裂・旧来的な組織選挙の敗北 78年ぶりに県外出身知事が誕生 有権者・候補者の思いを読み解く

2025年4月8日 19:40

判断が揺れる自民党  2人の候補者のどちらを支持するのか?出した答えは…

一方、選挙に出るのは今回が初めての猿田氏。

去年の末、その姿は自民党の県組織にありました。

猿田和三氏
「自民党に推薦をお願いしておりましたので、私の考え方と私の自己紹介を改めてさせていただいた」

しかし、相手の鈴木氏も10年間自民党に籍を置いていた県議会議員。

鈴木健太氏
「私と副知事ということでどちらも近い立場にありますし、(自民党の)常任総務だけで26人もいらっしゃれば色んな考え方があって、簡単に多数決でこっちというわけには行かないでしょうから」

結局、自民党が出した答えは自主投票でした。

自民党秋田県連会長 御法川信英 衆議院議員
「どちらもふさわしい候補であろうということになって」

Q.御法川先生はどちら?

「それはコメントしません。コメントしません」

自民党の対応が割れる中党派を超えた県議会議員が集結。

候補者を支援する有志の会をそれぞれ結成しました。

「刷新は前を否定する」「こっちもカチンとくる」当初態度を決めかねていた佐竹知事は猿田氏支持の態度を表明

鈴木氏を支援する会は佐竹県政の刷新を大きく掲げました。すると。

佐竹知事
「刷新は前を否定する(県議会議員時代から)反対していればいいよ(議案に)全部賛成しておいて刷新っていうことは、自分で自分の話を否定すること。論理矛盾。そこを言われるとこっちもカチンとくるや」

鈴木健太氏
「刷新か継続か、これは全否定か全肯定かではありません。もちろん良かった部分はしっかりと進めていく。継続していく。でも結果が出ないことは思い切って見直さなくてはなりません。そのために一番大事なのは行政側の意識改革」

自身の県政運営の刷新が争点となった佐竹知事。

佐竹知事
「何とかですね私の後継として。後継というよりは次のね秋田のですね彼にやってもらいたい」「ただ選挙がね厳しいんです。というのでこの地域、特にこっち猿田くんをね、本当にいろんな面で応援をお願いします」

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