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【ドキュメント シン・秋田県知事選挙】保守分裂・旧来的な組織選挙の敗北 78年ぶりに県外出身知事が誕生 有権者・候補者の思いを読み解く

2025年4月8日 19:40

2人の候補者が"秋田を良くしたい"という共通の思いで県内に自分の訴えを届け続けた17日間

組織の力に頼らず、自らの足で有権者の元へ向かうスタイルを続ける鈴木氏。

この日は、にかほ市を地盤とした若い県議会議員と共に支持を訴えました。

佐々木雄太県議
「今回はケンタでユウタじゃないですから」

鈴木健太氏
「にかほは水産業、若い人たちのチャレンジが続いています。気候変動で今までとれていたものがとれなくなったり、とれなかったものがとれてきたり。そういう変化の時代ですから、そこは県としても新しいチャレンジを応援していく」

聴衆
「東京から移住していま就農しているんです」

鈴木健太氏
「私自身は秋田の出身ではありませんが、妻の地元秋田に来て19年目になります。だからこそ、いつも自信もって言えますけども、素晴らしい県ですよ秋田県。他の県に負けるはずの県ではありません。外から見たから自信もって言えます」

東京からの移住者
「課題と感じていることを、政治的にいろいろとやってくださるというような意思表明をしていただいたので、すごく心強いなっていう印象です」

一方の猿田氏も多くの組織から支援を受けるなか、自らの足で有権者一人ひとりと向き合いました。

猿田和三氏
「何といっても秋田県の基幹産業は農業です。秋田型土地改良整備を進めて複合経営を進めていく。サキホコレも開発しました。ネギもエダマメもダリアも秋田牛もできました。これをもっともっと売り込んでいく必要があります。私、先頭に立って売り込んでいきます」

聴衆「猿田さんでないとできないですね。やっぱり若い人は若い人で良いところもあると思うけど、ある程度の年にならないと県のことは分からないと思います」

「猿田!猿田!」

それぞれの候補者がそれぞれのスタイルで秋田を良くしたいと訴え続けた17日間。

猿田氏「県民総力を挙げて意見と知恵を出してもらい、知事はその声に耳を傾けて寄り添う」

猿田和三氏
「すべての年代の皆さん総力を挙げて意見を出してもらって、知恵を出してもらって、知事はそういう人たちの声にしっかりと耳を傾けて、寄り添って。そしてみんなの気持ちを1つにして解決に向かっていく。これが知事の仕事ではないですか」

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