【特集】冬眠しないクマ 無人カメラがとらえた姿から浮かび上がる課題とは "クマリテラシー"を考える
■いまこそ"クマリテラシー"を
クマ対応の最前線にいる、県の専門職員、近藤麻実さん。
クマは冬眠するという今までの常識が通用しない状況を踏まえ、正しい知識の普及啓発に力を入れています。
近藤さん
「全国からの声が人を追い詰めます。親子グマで炎上した役場の方は、いまだにつらい精神状態にあります。そのくらい過熱だった」
「人とクマとの距離がどんどん近づいて、もう本当に重なり合いながら暮らしている今の時代ですので」
「地震とか津波とか豪雨災害とかそういうものから身を守る知識」
「クマのリテラシーを持っておく必要がある」
「遠くのクマ」から「隣のクマ」へ。
時代の変化に合わせたクマとの関係性の再構築が、今、求められています。
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なぜクマは冬の間も人の生活圏に出没し続けるのか。
冬眠のメカニズムやクマの対応に迫ります。
特別番組every.+「冬眠しないクマさまようクマ」は、来月2日の午後1時10分から放送します。