特集【秋田県内大雨から9か月】① "また仏像を彫りたい" 住宅浸水被害の男性の想い
今月、私は再び2人のもとを訪れました。
光顕さんは仏像づくりを再開することを決めました。
この日光顕さんが作っていたのは仏像の台座となるハスの花。水の中からまっすぐに伸び咲き誇る姿を思い描きながら彫り進めていきます。
2度とできないと思っていた仏像づくり。これからは地域の平和を願って、彫り続けます。
春日光顕さん
「見て、ほほえましいなーっておもしろいなーって
人に笑っていただけるそういうものを作りたいし彫りたい」
記録的な大雨から9か月。困難を乗り越えて春日さん夫婦の日常がようやく戻り始めました。