また分離…秋田新幹線こまちと東北新幹線はやぶさ　7日も連結運行取りやめ　こまちは秋田と盛岡の間のみ

去年9月に続き、秋田新幹線こまちと東北新幹線はやぶさの連結部分が、何らかの理由で分離しました。

このトラブルを受けて、JRは、新幹線を連結させての運行を取りやめていて、秋田新幹線は、運休や区間運休が相次いでいます。

JR東日本によりますと、6日午前11時半ごろ、上野駅と大宮駅の間を走行していた下りの東北新幹線のブレーキが自動的に作動し、停車しました。

確認したところ、秋田新幹線こまちと東北新幹線はやぶさの連結部分が、何らかの理由で離れていました。

分離したのは、東京駅を午前11時20分に出発した新幹線で、こまちには201人が、はやぶさには441人が乗っていましたが、いずれもけがをした人はいませんでした。

熊谷奈都子 記者
「新幹線の運休が発表されたJR秋田駅では、多くの人が運行情報を確認しています」

トラブル発生を受けて、JRは、原因がわかるまで新幹線を連結させての運行を取りやめる方針です。

秋田新幹線は、東京方面に向かう際、盛岡駅での乗り換えが必要となっています。

移動する人が多い3月に発生したトラブル。

秋田新幹線は、7日も秋田と盛岡の間のみの運行となります。

秋田新幹線こまちと東北新幹線はやぶさは、去年9月にも、宮城県内を走行中に、連結部分が離れて、停車するトラブルがありました。

JR東日本秋田支社によりますと、そのときの分離の原因とみられる誤作動を起こしたスイッチは、すでにこまちから取り外す作業が完了しています。

今回の分離との関係性や詳しい原因などについては、これから詳しく調べることにしています。