スーパー居座りのクマ 捕獲・搬出まで55時間…対応は正しかったのか?緊急会議で県警に改善を求める意見
冒頭以外非公開で行われた20日の会議では、スーパーでの対応と事前に作成したマニュアルとの乖離が指摘され、各機関から県警に対し、情報共有を求める意見が出されたということです。
「関係機関が協力して事案に対処するはずが、今回の現場の対応では、指揮命令・連絡体制がマニュアルに基づいていないように見受けられる」
出動した実施隊(猟友会)
「警察の方から情報が入ってこなくってですね」
県自然保護課 千葉 課長
「スーパーの中ということで」
「クマ、対象物も見えないという中でやっているということで、いままでと違う事案だということで、なかなかお互いの意思疎通をはっきりと分かり合えながら出来たかというと、そこら辺がもっとできる部分だったんじゃないかというところがそれぞれの立場で思うところがあったということで、その辺のすり合わせをきょう上手くできたのではないか」
議を主催した県自然保護課は、今回の反省を踏まえ、クマが建物の中に侵入した際などの対応マニュアルについて、各市町村で見直しを進めて欲しいと話しています。